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LUZの熊野古道案内

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2014年 06月 18日

熊野の旅 駅前整備したけれど キオスクも消えた熊野市駅

 人が居るのに何だかがらんとした待合室
 これでも人の居る時に巡りあったので格好付いていますが、これが今の「熊野市駅」です。
 無人駅ではありません。
 「観光立市」を旗印に、巨費を掛け駅前広場に噴水を作り、盛大なイベントを毎年行っている、「熊野市の玄関」です。
 次は駅のトイレも直す予定です。
 しかし、今は列車の時代ではありません。
 登下校時の普通列車が入る時は高校生が沢山乗降しますが、それ以外は・・・
熊野の旅 駅前整備したけれど キオスクも消えた熊野市駅_d0045383_2212499.jpg

 がらんとして見えるのは、紀伊木本駅以来ずっとあった「キオスク」がなくなったからです。
 かつては、少年週刊誌の発売日が町中の本屋より一日早いからと言って、ここで買うマニアが居た売店です。
 もっとも、紀勢線全通後は乗降客は多くないし、列車の本数も少ないし、繁盛した時代は少ないのでしょうけどね。

 それにしても、端から無駄だと指摘しても強行したご自慢の駅前改造からたった二年で、キオスクまで消えちゃいました。
 今年度中に電線地中化で嘘みたいにすっきりした駅前になるんだそうですよ。
 キオスクもないような駅なのに、やっぱり玄関口だからと言って、又々、イルミネーションもやるのでしょう。
 何しろ、観光客が下りなくても、「世界文化遺産指定10周年」で記念事業だけでも一億三千万円使い切らなくてはなりませんからね。

 事情が変わろうと、決めたことはとにかく実行すると、先日も市長が宣言したのですからやるでしょう。
 私は時々「大本営発表」という言葉を使いますが、この計画実行のやり方も「大本営型」ですね。
 作戦を立てたら、兵が無駄になろうとメンツに賭けて遂行する・・・
 実に困ったことだし、迷惑な話です。

 私はこうした事をねつ造して報じているのではありません。
 起きたこと、起きそうなことを知らせているだけです。
 本当に困ったことに、悪い方の予想がどんどん的中します。
 市の言うバラ色の方は外れっぱなしみたいです。
 というより、常識で考えれば・・・  なんですよね。
 だから、市民も怒っているのです。
 多分、このままだと駅前のコンビニも危ないし、休業中の土産物屋の再開はないでしょう。
 電線も電柱もないけど、人も居ない・・・  笑い話にも成りませんね。

     
  
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by je2luz | 2014-06-18 05:53 | 熊野


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