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LUZの熊野古道案内

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2014年 05月 15日

熊野の旅 田植え・さなぶり

 この地方での田植えはほぼ終了したようです。
 昔は「苗代」(のじと)に籾を蒔いたので、田んぼの水が暖まらないと出来ませんでした。
 それが炭の粉を撒いたり、白いビニールのような物をかぶせたりして早くできるようになって来ました。
 早くできれば早く採れる・・・
 早場米としてでなくても。台風の被害に遭う率が低く出来ます。
 そして、発明されたのが「箱蒔きですね。
 これは農家の庭先でも出来るし、保温機を使えばうんと早くできます。
 発芽して伸び始めれば結構気温や水温が低くても生育するようです。

 田植機の発明と進歩で、「手植え」は千枚田のような狭くて田植機の入らない田や、神社などの神事に関わる田んぼくらいしか無くなりました。
 田植機は規格通りの箱で育てた苗で無くてはなりません。
 と言う事で。日本から「苗代」が消えて行きました。
 それどころか、自分ちで苗を作る農家も減ってしまったようです。
 確かに個別に少しずつ育てるより合理的ですけどね。

 紀和町丸山の千枚田がこの辺の田植えの最後の方かと思います。
 今度の日曜日、18日の10時から田植えのイベントがあります。
 天気予報では降らないようです。
 昔の田植えは梅雨時に掛かりましたから雨がつきものだったのですけどね。

 田植えが終われば、作付けを無事に終わったことと。秋の豊作を祈る、「さなぶり」と言う行事があります。
 「ありました」の方が正しいかも知れませんね。
 私の子供の頃は、百姓が生活の中心でしたから、「さなぶりの運動会」なんてのまでありました。

 「さなぶり」・・・「早苗饗」と書くのだそうです。
 ご馳走を作って田の神様に供えました。
 田の水を取り入れる「水口・みなくち」に杭など立てて供えていましたね。
 今でも地域によってはきちんとやって居るところもあるようです。
 そして、「さなぶりの日」も集落で決めているようです。
 こうした、農事から来ている季節の行事は段々少なくなって行くのでしょうね。
 日本人が農耕民族では無くなってきましたからね。
 それとともに、日本の「八百万の神」も段々忘れられて行くのでしょう。
 日本流に言えば、神様はずっとその辺に居るのですから減ったり消えたりはしないでしょう。

 神様と言えば・・・
 飛鳥神社の「四本杉」のお祭りが6月1日日曜日午前9時半からあるようです。
 この「四本杉」は4本に別れた杉の巨木で、神が宿っていると言われます。
 これも、日本古来の信仰の形ですね。
 神事の他に、「餅ほり」もありますよ。
 神事では長寿の祝いがあるようです。
 古希70 喜寿77 傘寿80 米寿88 等の人は3000円で祈願して貰えるようです。
 飛鳥神社は駐車場もあるし、公衆トイレも完備しています。
 旧来の国道42号線沿い、大泊インターから10Kmです。
 そばには四万十より綺麗な大又川が流れています。
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by je2luz | 2014-05-15 09:36 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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