どこにでも、その町の歴史を表す建造物がある物です。
世界的に価値があると認められると、「世界文化遺産」なんてのに指定されます。
国内では「国宝」「文化財」などになって居ますね。
熊野市でも色々指定されています。
私の手元にも「熊野市の文化財」 熊野市教育委員会 と言う本があります。
平成2年の発行です。
編集スタッフは委員長の岡本実先生をはじめとして、懐かしい名前も見えます。
鬼ヶ城(附 獅子岩)なんて天然記念物も入れて74載っています。
これに含まれない物でも、文化財的な物は結構あります。
こうした物に指定されると、持ち主は不自由になることも多いです。
改装もままならず・・・
でも、残せる物なら・・・という物もありますね。
木本にはさほど古い建築物などありません。
元々立派な家屋敷など無かったみたいですし、台風などの災害も多いところですから尚更なんでしょう。
このカラー金属板張りの壁の建物は「旧木本町役場」です。
今は個人商店ですが、二階部分内部は昔の姿を残しています。
少し前までは、横張の羽目板を張った建物でした。
出来た時はハイカラだったと思われます。
老朽化してこうした金属板で張り替えたのですが、木のドイツ羽目板的な壁で残したかった建物です。
とてもじゃないが個人でそんな割高なことで来ません。
そんな時に補助制度を作ってあれば・・・
本町筋でもそうしたケーズがありますね。
これからも起きてきます。
「おもてなし館」などには惜しげも無く公金をつぎ込むのに・・・
地元の人の目には、「笹九本店の建物をぶっ壊して。訳のわからない物を作った」と言われる改造なんですけどね。
日本嫌い、イタリアかぶれ???
熊野市ってそんな町では無いし、市民がそんな気質でも無いんですけど・・・
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