このところ古道ハイカーが増えているように思えます。
語り部付き・10数人程度のグループ・ほとんど手ぶら・・・
同じ様な感じの中高年の人がほとんどです。
何か同じ企画のような・・・
熊野古道が世界遺産に立候補した頃にもこんなのを目にしました。
北川知事が和歌山県、奈良県を巻き込んで動き出した、世界遺産指定運動・・・
実績を作らないといけないので、無名だった松本峠や大吹峠、風伝峠などへ人を呼ぶのは無理だとばかりに、仕込みの団体、動員を掛けたグループが毎週やってきました。
文化なんてのには縁の無い私などびっくりした物です。
今年、今年度は「紀伊山地の霊場とその参詣道・ユネスコ世界文化遺産登録一〇周年」です。
松本峠や大吹峠もその一部です。
三重県でも熊野市でも色んなイベントが組まれています。
かつては申請用の実績作りでした。
今回は10周年記念行事の実績作りかな?
下手な箱物で後年度負担が出るよりまし???
今日の各団体さんは時間が押していたのでしょうかね?
語り部は街角で説明していましたが、「おもてなし」は必要なかったらしく素通りも・・・
団体が県の企画なら、市の「おもてなし館」はパスしても・・・
と、思えるほどの勢いで先を急いでいました。
とてもじゃ無いが、お経など唱えながらではついて行けそうに無いです。
ついて行くとしたら、ウチワ太鼓のお題目くらいかな?
黙って歩いて貰い、自然に溶け込んで貰う・・・
その中で自分の中の何かを見つけて貰う・・・
熊野信仰の神髄に触れて貰う・・・
そんなのじゃ駄目なんでしょうかね。
熊野市もスマホで見られる観光案内などに予算を使って居ますけどね。
「熊野古道」って、一体何なのでしょう?
ああした行列を見ると疑問に感じます。
まあ、一杯説明を聞きたい人が多いのでしょうし、そういう方が集まっているのだとは思いますが、私にとっては何だか本筋と外れているようにも思えます。
詳しい能書きは知らないし、宗教家でも無いし・・・
でも、なんだかなあ・・・
放って置いては金にならない・・・
構ってやっても金は落とさない・・・
今日は「旧奥川邸」と「笹九本店」の両方に顔を出しました。
地元の人の評価も直に聞きました。
地元の人なら書かなくても分かるような内容でした。
私に対してだからそういう風に言うとも思えません。
一介の素浪人ですからね。
でも、そんなの聞くのもさみしい話です。
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