木本の鬼伝説の象徴のような人物が「海賊・多蛾丸」です。
まあ、暴れ者だったのでしょう。
大和朝廷から差し向けられた、征夷大将軍・坂上田村麻呂に征伐されたことになって居ます。
退治したのは朝廷側、負けたのは木本の大将です。
私達にとっては古の偉いさんです。
吉良上野介は全国的にみれば敵役、悪者です。
でも、実際は国では名君だったとか・・・
だから、地元ではきちんと扱われているそうです。
ドラキュラ伯爵は世界中で怖い吸血鬼になって居ますが、実態は違ったようです。
ルーマニアの地元では観光に利用はしていても「吸血鬼」として扱われることに抵抗もあるようです。
なんでこんな事を書くか・・・
前にも書きましたが、おかしな事に「多蛾丸」の地元、ここ熊野ではお役所も昔から「坂上田村麻呂」が英雄で、「多蛾丸」を悪者にしちゃうんです。
今の役所は上から下りてくる役人が治めては居ません。
市長も職員も地元出です。
おかしいですよね。
地元の豪族が悪者で朝廷が差し向けた荒くれが良い者なんてねえ・・・
おかしいと思うのは私だけではありませんよ。
郷土を愛する人にとってはおかしな事なんです。
これを書く意味に気がつく人が役所にも居れば良いのですが・・・
多蛾丸の首は「大馬神社」に祀られている?封じられている??のです。
謝りに行った方が良いのでは無いでしょうかね。
続きを書くことがあるかも知れません。
今は少し歯切れが悪い形で納めておきます。
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