LUZの熊野古道案内

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2014年 01月 23日

熊野の旅 さんま・さいれ 食い方色々

 次の日曜日、1月26日は記念通りのいこらい市と本町のさいれ市が同時開催だとか・・・
 寒いからどれだけ人が来るやら・・・
 でも、「ただのさいれの丸干し1000本」に釣られて人は来るかな?
 チラシも一杯撒いてあるし・・・
 「高速道路完成記念1億円キャンペーン」の一つになって居ます。
 お金はたっぷりあるのでしょう。

 私も最初のうちは「さいれ」と書いていました。
 元々、この辺では。「さんま」なんて呼んでいませんでした。
 「さいれの寿司」「さいれの丸干し」「さいれの開き」だったのです。
 それが、全国共通の方が良いだろうと思ったのでしょうね。「サンマ」って呼び始めました。
 地元の人より役所とか商工会議所が率先してそう名乗り始めましたね。
 田舎風が格好悪いという風潮がありましたね。
 ここへ来て、頑固な人が「さいれ」を復活させようとイベントの冠に登場させています。

 この「さいれ」は本当にたくさん採れる大衆魚です。
 そして、この辺のは脂が無くて「ぱさぱさ」が本来の姿です。
 だから、寿司・丸干しに向くのです。
 他には「開きの塩干し」「開きのみりん干し」なんてのもあります。
 「さいれのなれ寿司」もあります。
 これとて、脂の乗りきった三陸物ではとても発酵してくれません。

 今ほとんど食べられ無くなった物に「さいれのジフ鍋」があります。
 牛肉の代わりにサンマのぶつ切りが入ったすき焼き風の鍋です。
 私は好きでは無かったですが、戦時中から戦後にはかなり食べられていたようです。
 これにする時も、あまり脂が無い方が癖が無くて良いでしょう。
 すき焼きのように炒めることは出来ませんから、割り下的な感じで煮込んじゃうんです。
 具はすき焼き同様何でも構いません。
 味付けは酒と砂糖と醤油で甘辛く・・・
 やってみて下さい。
 熊野の味の一つだったのです。

 他には「さいれのヌタ」なんてのもありました。
 要するに「酢味噌和え」ですね。
 小降りのさいれの骨を取って酢味噌で和えるだけ・・・
 簡単にできます。
 酒の肴には良いはずです。

 「さいれのせごし」なんて、ぶつ切りを食べる人も居ましたが、これは私からすると美味しくないです。
 鮎でも何でもぶつ切りにすれば良いと言うものじゃ無いです。

 安い魚だからでしょう。
 なんだかんだと色んな食べ方をしていた物です。
 それでも、一番食べられたのは「丸干し」でしょうね。
 今でも売れているのですから・・・
 それにしても、今年のさいれは高いです。
 いまだに一吊り4匹で398円です。
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 乾きすぎたのを、「カンピンタン」と言います。
 脂が無いのはすぐに「カンピンタン」になります。
 こうなると熱いうちに「むしって」食べないと、大変な事になります。
 カチンカチン!
 皿など叩けば皿が割れます。
 猫も歯が立ちません。
 そして猫にやってもまたいで通り過ぎるので、「猫またぎ」「ねこま」なんて呼ばれたのです。
 今年みたいに高かったら「猫またぎ」になるほど買い込みませんね。
 ものすごく始末だった時代の人がそう名付けるほど、歯が立たない代物ですよ。
 脂の無い上等の真っ青な丸干しを軒先にぶら下げて三日三晩ほど干してみて下さい。
 「カンピンタン」が出来上がると思います。
 脂のある干物ではそうは成らないで腹が割れてきます。

24日・・・金山では餅撒きがあるそうです。 お地蔵さんだとか・・・
   あちこちでやるそうです。詳しくは金山の人に聞いて下さい。

   
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by je2luz | 2014-01-23 06:10 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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