むかし、年末から年度末に掛けて増える小規模の道路工事を「お年玉工事」などと呼んだこともあります。
「本当に必要なのかよ?」と言うような物が多かったように思います。
そんなのが去年の秋頃から復活して急増しています。
今は何だかトンネルに凝っているようです。
天井版崩落があってから、同様の構造のトンネルが検査され、排気ガスを排出するために作られた、吊り下げ式天井板がどんどん撤去されました。
この辺では国道42号線矢ノ川トンネルの天井板が外されました。
その工事中は国道42号線が完全通行止めになり、この区間の住民や道の駅に多大な迷惑を掛けたのに、事前の説明もまともに無いと言う横柄さです。
海岸堤防工事に関連する県土木などの丁寧な地元対策とは驚くほど違いがあります。
同じ国道でも、ここにある出先が行う物はもう少し血が通うのですけどね。
そのあと、国道以外のトンネルでも点検がやられているようです。
トンネルの天井や側壁からコンクリートが落ちてくるなんてのが多発しているからでしょう。
戦後どんどん作られたトンネルも老朽化してきましたからね。
以前に騒がれた橋の老朽化に関して本当に対策が取られたのか少しばかり疑問に感じます。
今の所、外国のようにいきなり橋が崩落するという事故は起きていませんが、鉄の部分が腐食したのも取り替えられていないとか・・・
鉄筋が錆びてコンクリートが剥がれ落ち、籠のようになった橋の裏側とかの写真が一杯出されたのに、あまり直しているのは見ませんね。
熊野市にもあるんですけどね。
耐荷重なんてあんな痛み方したものはキチンとは計算できないでしょう。
コンクリートを吹き付けて鉄筋を隠したって意味が無いし・・・
学者さんとか技術屋さんはどう考えているのでしょう?
やりたいけど予算がない???
どうでも良いような「お年玉工事」止めれば出来るでしょう。
あまり必要がないような工事がこの熊野周辺だけでもどんどんやられています。
これが景気対策???
まさに国を食い物にしていますね。
でも、そんな人が人気を得るんですね。
不思議な国民ですね。
写真の物は災害防除には大切な堤防補強工事なんですけどね。
要るものと要らないものの仕分けって出来ないんですね。
蓮舫さんなど格好良くやって居たけど、目立つでかいのはやり玉に挙げられても、ゴミのようにばらまかれた土木工事などは対象外ですからね。
単価がいくら高くても会計検査院も対象外だし・・・
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