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LUZの熊野古道案内

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2005年 10月 14日

熊野の旅 熊野古道の秋

 熊野古道にも秋が忍び寄っているはずですが、前にも書きましたように、南紀の山は秋の衣装をまといません。
 昼夜の歓談の差が少ない海岸線の山には雑木があっても色づきにくいのです。温帯性の照葉樹林が基本ですから余計ももみじは少ないのです。
 温度差がそこそこある山間部も熊野杉の本場だけに杉桧の美林が多く、臓器山はほとんど在りません。
 古道散策に通る民家の庭の草花は季節をあらわしていますが、山は、何となく秋になったと言う感じです。
 確かに、もう少しするとハゼなどは色づいてきます。一本一本の木はきちんと秋色になります。
 もみじを楽しむのはやはりもっと北のほうに行かないと駄目ですね。
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 こうした道端のススキなどに目をやるゆとりがあれば、熊野路も秋が一杯です。
 『松本峠』などから眺める熊野灘や紀伊山地の山並みも、空気が澄んできて春夏とは違うものに見えます。
 熊野市内の熊野古道は山歩きと言うほど長いものではありません。ゆっくりと、回りを見渡し、草花や木々に触れ、雄大な景色を眺めながら歩いて初めて良さがわかると思います。
 昔の人が苦労して歩いたと言う事実以外何も要らないと思います。上皇や皇子が歩いた古道ではなく名も無い旅人が熊野詣に歩いた道ですから・・・都人ではなく尾張や東人という都から見れば野蛮な人が通ったところです。
 お供もなく自分の足で極楽浄土や神のご加護を信じて越えてきた道です。
 能書きを抜きに歩いて欲しいものです。
 能書きを言わなければ受けないので、色んなものが作られる時代ですが、熊野詣は単純なもののはずです。

by je2luz | 2005-10-14 14:30 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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