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LUZの熊野古道案内

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2013年 09月 17日

熊野の旅 気候が作った地形

 私が台風や雨のことを書くのはこの熊野のことです。
 数千年とか数万年掛かって作られてきた地形が大きく関係しています。
 日本列島がそこそこ落ち着いて…
 神話のように、淡路島から順番に…って事ではありませんけどね。

 この熊野の海岸線が海から隆起したのはそんなに昔では無いそうです、
 でも、日本列島の周りに黒潮が流れ、紀伊山地が生まれた頃以降は、氷河期を除けばやっぱり雨の多い土地だったでしょう。
 そして、紀伊山地の岩か矢鱈と硬くて、川があまり山を削らず、前の海が深いので河口に平野を作れず…
 小学校の教科書とは違う地形です。
 まともな川は熊野川だけでその河口もせいぜい新宮市中心部だけの平野しかありません。

 この地形の所に何万年も雨が降り続けているのです。
 それも、一日200mmなんてのは台風の時など当たり前なのです。
 三日ほどの台風なら400mmなんて降っちゃいます。
 だから、作られる地形はそれにあってしまいます。
 人が住むのもそれが前提だったのです。
 確かに熊野川は暴れ川で新宮に「浮島」なんてのまで残しています。
 でも、利根川だとか信濃川のような見渡す限り水浸しになるような平野はありません。
 土地より高い堤防で護られている場所ってあまり無いのです。
 堤防では無く、土地が削られるのを防ぐ「護岸」がほとんどです。

 一日雨量200mmが常識ですから、先人はそんな自然に逆らわないで生きてきたのです。
 こんな田舎でも、戦後になった頃から、元は人が住まなかったところに宅地を造って住み出しました。
 神々が「お前達ここへ住めよ」と与えてくれた場所では無いところです。
 川の神・水の神…竜神様などの領分です。
 熊野川河口部にはそんな所がありますよね。
 そうした、自然の摂理に合わない所を除けば、この地方は雨に強いです。
 
 地球の気候変動で雨の降る場所が変わってきています。
 ニュースを良く聞いて下さい。
 この辺の常識の150mmとか200mmの雨で、町が飲み込まれるちゃうのです。
 京都とか福知山って、台風シーズンの9月でも平均すると月間200mmも降らないで居た所なんですよね。
 だから、地形もそれなり、河川などの設計はその程度なのです。
 この先、常習的にやられるでしょうね。
 だって、この熊野ではずっと降ってきた程度の雨なんですから、200Kmほどしか離れていないところで降るようになってもおかしくないでしょう?
 で…
 それを引き起こしたのが人間様…
 それも先進国の…

 大水の場所を移して喜ぶのでは無く、本当の意味を報じて欲しいですね。
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by je2luz | 2013-09-17 00:17 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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