日本の原子力行政の最高峰を行ったはずの「文殊」…
事故も情けないし、その後の隠蔽も…
でも、ここへ来ていかにも日本らしい事故です。
原子炉の下とか敷地内は断層だらけという、日本土木の常識…
それよりもっと単純なこと…
文殊の裏山が崩れたのだそうですね。
そして、炉のデータが送れない!
停まっているとは言え、ナンタルチア!
(もし熊野に原発があったら、イタリアかぶれのトップはこう言ったかも…)
そして、建屋の入り口がふさがって入れないとか…
これ、運転中ならどうなるんです?
世界の原子力業界と学者が「制御できない」と諦めた夢の原子炉なんですよね。
「それでもやる!」と突っ走った「高速増殖炉」がこんなお粗末な土木工事で出来ていたんです。
怖い話です。
もう、驚きませんけどね。
「これは特殊な例だ!」 なんて信じますか?
原子力が危ない以前に、日本の原子力行政と技術が危ないのです。
だから、「熊野には目の黒いうちは作らせない。」と、頑張ったのです。
そして、やっぱり正解です。
波田須・井内浦なんて、急斜面で丸い浮き石が一杯ある地質です。
磯もそんなのが転がり落ちてごろごろしています。
「大丈夫なんだ!」という説明も聞きましたが昔から信じていません。
こんな原子炉を作って、政治献金貰って…
50年も政権を握っていた方々、反省は???
無いでしょうね…
あったら、オリンピックだからってあんな嘘言えませんよね。
熊野は作らせなくて正解なのですが、熊野になくっても。西風が吹けば伊方やや玄海の風下です。
冬の季節風が吹けば、福井などの原発銀座の風下です。
東京は全部の風下だけど、そんなことも考えなかったのでしょう。
今の偉い人のおじいちゃんやお父さんがやったことですけどね。
今度は汚水タンクの周りに溜まった水を、「台風で降った雨だろう」とじゃんじゃん流しちゃったのだとか…
本当!
良くコントロールできています!
どうすればこんな社員教育できるのでしょう???
確か、汚水対策に政府が乗り出したはず…
東電の発言を訂正させる勢いですから…
「そんな事実はなかった!」ってことにするのかな?
何か発表する前には政府のチェックが必要になるかも…
「検閲」の復活ですね。
あの御仁が目指す国家はそれですから…
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