LUZの熊野古道案内

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2013年 08月 25日

熊野の旅 大都市・大資本による囲い込み 観光客

 時々触れるのですが、今の時代、地方の水族館や温泉場は苦戦しています。
 水族館などは以前には「太地に行けばイルカが居る」、「鳥羽に行けばラッコが…」などと、不便で時間の掛かるところまで都会の人は来てくれました。
 近年では「海遊館」なんて大阪の真ん中に水族館が出来て気楽に行けます。
 名古屋だって同様です。
 展示だって、古い田舎の水族館よりは気が利いているし…
 この流れに逆らえず、太地ではイルカもオルカも貸し出しちゃってどんどん自分の首を絞めることに…

 温泉だって、ボーリング技術の進歩で1000mでも平気で掘っちゃいますから、日本中どこでも出ます。
 竹下首相の「ふるさと創生基金」以来、日本は温泉だらけになっちゃって、「温泉がある」と言うことは客寄せの力にはならなくなってきていました。
 昔なら、東京では「池袋温泉」とか「平和島温泉」くらいでなんかしょぼくれていたのですが、今では「大江戸温泉村」をはじめとして、都内に温泉レジャーランドが出来ちゃっています。
 電車賃やガソリン代高速代を使って熱海や伊東に行かなくても…
 まして、遠くの温泉場など…
 テレビでは「秘湯ブーム」なんてもてはやしたこともありますが、あれだって、特定の旅館が一時的に光が当たっただけなんです。
 ここの、紀和町湯ノ口温泉や瀞流荘なんてのも、「名湯〇〇選」なんてのに入っているとか言いますが、客の方は…

 名物、名産品は年中行われている「郷土物産展」でそこそこ手に入りますから、その手の好きな人は百貨店や幕張などに出かけて居ます。
 それに加え、NETでは出かける手間も無く玄関に届くし…

 さらに、ここに来て…
 「ショッピング・ツーリズム」なんて構想が動き出すようですね。
 外国人観光客増加をもくろむ企画ですが、名のごとく「買い物天国」を目指すのだそうです。
 今でも、秋葉原や大阪日本橋が外人の憧れの町なんです。
 それをもっと推し進めようと言うことです。
 和歌山県などは中国人観光客を誘致するのに必死でしたが、そのお客さんを引っ張る目玉が「大阪日本橋家電買い物」だそうです。
 まあ、日本人も少し前まで、香港でもパリでもローマでも「免税店」や「ブランド物本店」を目当ての人が多かった物ですよね。

 こうした流れは、外人も日本人もおよそ観光とかレジャーという物を全部、便利な大都市圏で完結させようという物です。
 大資本が動けばそうした施設は作れます。
 国立公園法だなんだというような規制も無いし…
 さらに、国のサポートも違う形であるようですし…

 自分が都会に住んでいて、故郷が田舎だというので無ければ、家族でどこへ出かけますか?
 このあふれかえる宣伝やガイドブックの中でどれを選びますか???
 おまけに、競争相手にはもっと安く上がる海外も入るのです。
 身の丈に合った地道な観光でやるしか無いでしょう。
 でも、税金は無限だというような夢をぶち上げるy人が偉いのかなあ???
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by je2luz | 2013-08-25 11:45 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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