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LUZの熊野古道案内

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2005年 10月 08日

熊野の旅 番外 吉野室生・龍穴神社 3

 日本土着の宗教観は多神教です。八百万の神と言う思想です。
 全てのものに神を見ていたのです。
 それ故に、息を呑むような巨岩・巨木などには神の化身を見、洞窟などには神の住処を見たのでしょう。
 都から見ると辺地の室生の地の洞穴に龍の住処を見出したのが始まりでしょうが、今ではこのように巨木が林立する神域が出来上がっています。そして、その中の何本かはしめ縄が廻され御神木になっています。
 比翼の鳥、連理の枝・・・と言いますが、二本の木が融合したものは信仰の対象になることが多いですが、ここにも根の部分が癒着した巨木があり、当然のことのように御神木になっています。
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 かなり離れて立っている二本の杉の根が接木したように一本になっています。
場所が場所なら縁結びの神としてもてはやされるのでは無いでしょうか。特に何もいわれないらしく、ひっそりと立っています。
 ここの神社の良さは、御神体でも社殿でもなく、これらの古木が自然に作り出すどっしりとした雰囲気でしょうね。おみくじやお札を売る売店のような俗世間も無く、初穂料をよこせと言わんばかりの賽銭箱も無い、田舎の鎮守さま的な物です。室生寺とは対照的な素朴な良さです。
 室生に来られたら、室生寺に寄られなくてもこの龍穴神社に立ち寄って、一休みしてみてください。山深く分け入った古の室生を感じられると思います。
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カメラは
カメラは イコフレックス2aRemake

by je2luz | 2005-10-08 11:46 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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