八代亜紀は、「肴は炙った イカが良い」とうたっていますが、ここ熊野は丸干し文化の土地です。
毎年なのですが、我が町内「新出町稲荷」のビアガーデンの人気メニューは「炙った鰺の丸干し」なんです。
よそで言う「豆鰺」の丸干しです。
こいつを焼きながら売っています。
売り手は「神輿奉仕団」とかの若い衆です。
携帯コンロでやって居ますが、炭火だともっと良いんですけどね。
会場ではたこ焼きや焼き鳥とか枝豆なんてのも売っています。
でも、酒飲みには「鰺の丸干し」が好まれます、
これは「うるめ」でも「キス」でも「サンマ」でも良いのです。
頭ごとハラワタごとかじる時の苦さがビールや酒に合うのです。
ただ…
格好が付きにくいですね。
下手すると焦げ目が付く時にしっぽが燃えちゃうし…
家庭での晩酌で、母ちゃんがチョコチョコッと炙って父ちゃんの前に出しておいて飲んでいて貰う酒の肴という物です。
「名物」「郷土料理」なんて呼び方をする時には、焦げないように、しっぽが燃えないように…なんて気を使って…
見かけは上品だけど、「焼き損ない」のような「丸干しの焼いたの」になっちゃうのです。
どうしてそうなっちゃうのでしょうね?
昨夜も予定数完売でしたね。
これぞ「熊野の味」なんです。
ビアガーデンで無くても美味しいですよ。
これから、バーベキューをする人も多いでしょう。
紀州でするのなら…
「鰺」「うるめ」「サンマ」「キス」何でも良いです。
「丸干し」を買って焼いてみて下さい。
でかいのは駄目ですよ。
小さめので頭からかぶりつける物を選んで下さい。
「地鶏」何かより美味しいと思います。
と、言うより、「地鶏」は全国何所ででも食べられますが、丸干しは紀州の物です。
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