LUZの熊野古道案内

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2013年 07月 12日

熊野の旅 巡航船の置き土産

 少し前に、「木本停車場線」の事をほんのちょっぴり書きました。
 この県道は、正式には「三重県道204号木本港熊野市停車場線」という物です。
 延長が1012mと言う短い物です。
 熊野市駅前から木本の本町を通り鬼ヶ城東口の木本港までです。
 駅からまっすぐ出ている道路は昭和30年代に岩山・要害山の低い部分を切り取って作った比較的新しい物です。
 本来は、本町筋を道なりに井戸川の亀齢橋まで行き、右折して紀伊木本駅に行くのが路線だったのです。
 木本港よりの方は、これまた、一丁目の入り口で道なりでは無く「和田松」の所の狭い道が県道です。
 どう見てもつぎはぎだらけ…
 およそ県道らしくないのです。
 それに、「県道」にする理由も今では分からないでしょう。

 この道が県道になった理由…
 この道がすごく重要だった時代があるのです。
 紀伊半島が「陸の孤島」と呼ばれた時代…
 木本(熊野)と尾鷲は「巡航船」で結ばれていました。
 陸路「紀伊木本駅・現熊野市駅」まで来た旅人は、駅から木本港まで移動して巡航船に乗ったのです。
 紀伊半島を周遊する交通網にとって、ここは欠かせない道だったので「県道」になって居るのです。
 そして、巡航船も無くなり路線の主な役目が消えても、「県道」のままで残っているのです。
 
 「県道」だから、大金を掛けて「石畳」に出来たのでしょう。
 県道と市道では予算規模が違います。
 国道となれば又違ってきます。
 本町筋も修景工事とやらが検討されているとか…
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by je2luz | 2013-07-12 08:00 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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