LUZの熊野古道案内

je2luz.exblog.jp
ブログトップ
2013年 06月 29日

熊野の旅 古道歩き ハイキング 観光にあらず

 以前から取り上げるのですが、世界遺産・熊野古道にやってくる人は、大きく分けて三種類です。
 1.観光バスを仕立ててやってきて、古道は目的では無く「熊野三山参り」が主な目的の「観光客」
 2.グループとかでやってくる、見るからに「ハイカー」と言った風体のお客さん。
 3.一人とか二人のようにひっそりやってくる「古道マニア」
 こんな感じですね。
 見掛けも行動もかなり違います。

 1番目が行政の言う「観光産業」のターゲットです。
 でも、あの人達の目的は和歌山県側になります。
 松本峠とか大吹峠は行程外の場合が多いです。
 予算的には豊かでお金も使うのですが、やっぱり和歌山県側が多くなっているようです。
 人間の心理は同じ様なもので、例えば飛騨路に入って私たちの財布のひもが緩むのは「飛騨高山」とか「飛騨古川」ですよね。
 途中にも町はあるんですけどね。
 この心理を書き換えるのは大変ですよ。

 2番目の人が木本などの町中で見掛ける物です。
 大した峠では無いので峠を越えてきても結構元気です。
 次の目的地を地図で確認しながら足早に通って行きます。
 この人達は結構リピーターが多いのです。
 といっても、よほどで無い限り同じルートは歩きません。
 「熊野古道」自体は遍路道で残っているのは単なる峠道です。
 おまけにあちこちに点在し、何度来ても中々全部は回れない物です。
 このグループは中高年の方が多いです。
 そして、基本的にはお金を使いません。
 お土産なんか要らないんです。
 そんなお金があったら、違う峠を歩きたいのです。
 何か気に入った物があれば自分用に買う程度なんです。
 土産物をぶら下げて歩く姿などほとんど見ません。
 誰だって「ハイキングの途中」では土産買わないでしょう?
 悪いことに、グループで行動するのでお昼ご飯も持参とか、計画の立てよいコンビニ弁当になっちゃうのです。

 3番目はもう論外の人たちです。

 こんな状況なので、古道歩きの道筋にお店があっても、ほとんど立ち寄りません。
 トイレは借りに来ても、飲み物一つ買わない…
 私がたまに顔を出すお店も嘆いています。
 連休などは店を閉めたくなるって…
 そりゃあ気のきいた店でではありませんよ。
 まして有名でもなし…
 でも、数少ない食べ物にありつける店なんですけどね。
 まさか、『古道内、飲食物持ち込み禁止!』て訳には行きませんね。
 
 古道の宿命で、普通の観光地のように食堂とかは固まることは出来ません。
 何しろ、普通の山道だとか、里の道、一般市街地ですからね。
 熊野三山とか以外はへそが無いのです。

 こんな状態ですから、地元の人と観光が遊離しちゃっています。
 何となく。「観光客が増えれば…」なんて言いますが、一般市民には実感が無いのです。、
d0045383_1949966.jpg


  ブログ村参加しました。 ポッチ よろしくお願いします。
にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 三重県情報へ
にほんブログ村

    
熊野市周辺地図です

by je2luz | 2013-06-29 19:54 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://je2luz.exblog.jp/tb/19101402
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]


<< 熊野の旅 熊野の上水道      熊野の旅 時間が… >>