LUZの熊野古道案内

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2013年 06月 20日

熊野の旅 神々の郷

 西洋では、「子供が妖精とお話が出来た頃…」なんて書き出しで童話が始まる国もあるようです。
 何所の神話でも古い物は神と人間の区別が曖昧なようです。
 そして、浮気をしたり焼き餅焼いたり、人間そのものの神様も多いようです。
 「神様を神格化」???てえのもおかしいですが、権威付けしないと困る集団が、神様と人間を切り離しちゃったのかも知れません。
 そうした権威と一番離れたままで残ったのが「山の神」かも知れません。
 何しろ、年一回の人民会議ではなく、「万の神の寄り合い」の時でも出雲に行かないんだそうですからね。

 そうそう、産田神社と花の窟神社にまつわる話しも生々しいですね。
 余り広く語られないのは、詰まるところ「子殺し」?の嫌疑が掛かる話だからでしょうね。
 もっと、誇らしく語れる話が残っていたのなら、これらの神社ももっと有名で大きなものになっていたかも知れません。
 おまけに、花の窟神社は墓所ですしね。
 そうで無ければ、「日本最古」と言うことにさほど異論の出ない神社が熊野三山に後れを取って、半ば忘れられるなんて事あるはずがありません。
 今更、話をでっち上げる訳にも行きませんよね。
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 神殿だ社殿だなんて無い神社ですから、普段は神主さんの支配も受けませんよね。
 だから、地元民・庶民が主催する「お綱掛け」なんてのが残って来たのでしょう。
 神と地上、神と民を結ぶような行事ですよね。
 神と人間が近かった時代を表しているのでしょうか?

 大層な祭も無い所ですし、「お綱掛け神事」とて、規模はささやかな物です。
 でも、これを観光に結びつけたような物に替えて欲しくないですね。
 「神々の郷」なんて言うのですから、神様はその辺でうろついているはずです。
 そっとしておいてやりましょうよ。

 でも、無理矢理観光事業化しようという動きもありますね。
 「錦の御旗行列」てやつです。
 今年もやるんでしょうね。
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by je2luz | 2013-06-20 08:42 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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