LUZの熊野古道案内

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2013年 05月 25日

熊野の旅 五月晴れ

 さわやかを通り越して「暑い」ですが晴れ渡っています。
 体は少しだるいと言え、やはり好天はは気分が良いです。
 朝から畑に水をやって…

 我が家の畑などは良いですが、農家は作物が気になり出す頃です。
 砂利と砂地の多いこの辺の農地は良く乾きます。
 「水はけが良い」って事で教科書的には良いのですが、現実は…
 我が家の庭も山の渋土を30cmほど上乗せしてありますが下は砂利ですから水はけが良いです。
 すぐに「耕せばホコリが立つ」と言う状況になります。

 アメリカなどは灌漑施設を大規模に備えているようですが、日本の農家では畑に水源すら無いものが多いです。
 まあ、国に言わせれば、このあたりの百姓は「農家では無い」と言うことですけどね。
 山主も「林家では無い」と言われますし…
 今ではこの熊野には「農家」も「林家」も無いのです。
 じゃあ、ここに住んでいるのは???
 私も「林家」では無くなっています。
 「安倍ちゃんにはわかるまい」なんてぼやいても…

 水と言えばミカンなのですが、この時期はまだ実が大きくなる時期では無いので木の勢いだけ保てば良いのですが、梅雨明け土用になるとミカン農家は夜中掛かってミカンに水をやります。
 ほぼ毎年の話ですね。

 山を開墾して作った段々畑がミカン畑ですから作業効率も悪いです。
 でも、山を押しつぶして造成した「金山パイロット」も採算が合わず、今では「里創人・熊野倶楽部」という公設・民営のリゾート施設になって居ます。
 ミカンとリゾート・・・どっちの赤字が大きいのでしょう???

 売り場では「甘夏」「八朔」「サマーフレッシュ」「セミノール」などの晩柑や改良品種が並んでいます。
 新しい改良品種は大体においで美味しいです。
 テレビなどに紹介される時は「好評」って事になるのですが、実際はあまり普及しません。
 買う側は「名前も知らない物はいや」という心理が食べ物では強いです。
 温州だって色んな品種があるのですが、買う側は産地だけで品種なんて考えもしないで「温州ミカン」という馴染みのミカンを買っているのです。

 買う側にはそんなに安くなくても作る側にとっては…
 「産地直売」だって、国道42号線などは新宮終点のような物で地元以外の車は少ないです。
 それに、大きな町が無いので地元見込み客も、一つの団地並みなんです。
 農家で無い百姓も、林家で無い山主も生きて行かなくては…
 ほとんどが年金受給者になっちゃってますけどね。 

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熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2013-05-25 10:08 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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