昨日は津市までの行き帰り、使える高速道路は全部使いました。
途中切れている部分もありますが難所の鷲毛峠・荷坂峠が無くなって楽になって居ます。
対面通行の高速という暫定的な物ですが、今では常識かな?
もう少しすると、「熊野尾鷲道路」が使えるようになり佐田坂・矢ノ川が無くなります。
ますます走り良くはなるのですが…
「狭い日本 そんなに急いで どこへ行く」
そんな標語もありました。
目茶目茶金を掛けて高速を作り…
元も引けない・・・
出て行くのには便利です。
熊野の辺の人は、どこへ行くにも、一旦、松阪に出るか橿原に出るかなのです。
だから、出口が二つなので「出口」を広げてくれると嬉しい訳です。
でも、「入り口」になるのかな???
かつては、ここから運び出す物も多かったのです。
「材木」「石材」「鮮魚」重い荷物を積んだトラックが毎日走っていました。
この全部が衰退してしまって、運び出す産品が無いのが現状です。
今ではほとんどすべての物が外部からの流入品です。
そうした外部からの物を買う「原資」は、昔は林業や漁業で稼いだ金でした。
今では、「年金」が大きな比重を占めています。
高齢者が30%台から40%になろうというのですからね。
この流入・輸入物資とて北牟婁・尾鷲・熊野・南牟婁・新宮・東牟婁を合わせた人口を賄うだけですから大した量ではありません。
15万人くらいだと、普通の町ひとつ分大きな団地に毛が生えた程度。ですからね。
「出て行くのには便利だねえ…」
実感します。
でも、日本国を思えば…
「これで良いの?」と思っちゃいます。
熊野川の河口にもう一本橋を架けるのだとか…
新宮市内が時間によって込むから???
バイパス工事も完成していないし、高速も出来るというのに更にもう一本なのです。
代議士も県議も大手柄のような報告しています。
「金を使う人偉い人」
ちっとも変わりませんね。
日本国って祇園の茶屋???
津まで30分ほど早くなってますけど…
所詮は遊びなんです…
いやいや…
今作る高速は…
「命の道」という冠をかぶっています。
もうすぐ、国道42号線沿線から車が消えます。
今でも、大宮・大台・大内山なんて減ったでしょうね。
ますます獣が跋扈するでしょう。
獣害が問題になるのは今のうち…
もう二十年もすれば農地も百姓も…
熊野市周辺地図です