LUZの熊野古道案内

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2013年 04月 02日

熊野の旅 扉門閉鎖の流れ

 熊野市の中心部、木本町の海岸堤防は浜に出るための扉門がいくつかあります。
 ステンレス製の大きな扉が観音開きになって居ます。
 今は片方だけ絞めてあります。
 この扉門を閉めるには至近の住民が駆けつけても5分は掛かります。
 津波はこの堤防を襲うことになって居ます。
 昭和19年の東南海地震ではこの堤防のところで止まっていますが、少し大きければ…
 最悪のシナリオでは海抜15mの堤防本体すら乗り越えます。
 そんな状況から扉門閉鎖をお願いしても、浜から避難する階段が出来ていないので閉めさせて貰えません。
 だから、住民有志で勝手に半分占めちゃいましたが、閉めた事へのクレームはありません。

 有馬から南牟婁郡にかけての扉門は閉められています。
 なのに…
 一番人口密集地の木本の堤防扉門が閉まっていない…
 防災なんて関係ない論法であいているのです。

 昨日、数十年ぶりに和歌山県宇久井港に行きました。
 映画までの時間つぶしですが、覗きに行った宇久井港は廃墟でした。
 かつては鳴り物入りで就航した「サンフラワー」が寄港しなくなって何年になるのでしょう。
 日本一を誇る大型フェリーが、「高知ー宇久井ー東京晴海」を結んでいて、この辺からも重量物の材木を積んだトラックが乗っていたのです。
 しかし、運賃の問題とか欠航の問題とか…
 あげくは暇をもてあます運転手が船内での賭博ですってんてんになるとか…
 積み出す産品の価格低迷とか…
 色んな条件でサンフラワーの船が外国に売られたり…
 で・・・
 走らなくなっちゃいましたね。
 フェリーが走り始めた頃も、「海のハイウェー」とかいわれ、押すな押すなの観光客が来るって騒いでましたね。
 なんか、今の状況みたい・・・

 今の話は余分だったのですが、宇久井港周辺の堤防も扉門閉鎖とかコンクリートで埋めちゃうとかで開いたところは皆無でした。
 木本堤防のような住宅地の扉門が開きっぱなしって少ないのでは無いでしょうか???
 でもねえ・・・
 命より浜へ出ることが大事だと思う人がいるのでねえ・・・
 そういう人は年に一度も浜には行かないんですけどね。
 そして、そうした人はクレーマーになりよくて・・・
 行政は逃げ腰になっちゃうのです。
 クレーマーの方が災害で人が死ぬよりやっかいですからね。
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熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2013-04-02 09:00 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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