LUZの熊野古道案内

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2013年 03月 27日

熊野の旅 民生病院ー紀南病院 2

 昨日の「紀南病院組合議会・3月定例会」は無事終了しました。
 予定より時間を短縮しちゃいましたが…

 ああした会議では議案は事前に配布されているし、説明資料も出されているので、ほとんどの項目は「読めば分かる」形なのです。
 時間を食うのは「決まり切った項目」を「事務局サイド」が読み上げるからです。
 ひどい時は経常経費までやりますからね。
 それが会議だと思っている節があります。
 読み上げて、聞いているだけで慎重審議???

 と言うことで、説明の途中で遮って、「議員各位に伺います…この細かい数字の読み上げは必要でしょうか?」と諮りました。
 熊野市議会から来ている議員は即答で「省略」と賛同してくれました。
 と言うことで、事務局に「前年度より大きく変化した項目や特に説明すべき所だけ抜粋して下さい」と要望したので、進行は早くなりました。
 まあ、議長の特権ですね。
 決して強引では無く、きちんと議員に諮りましたからね。

 予定時間より早く開会し、早く修了しましたが、病院経営に問題が無い訳ではありません。
 どこの病院でも同じ問題を抱えていますが、田舎・僻地ゆえに問題も深刻なのです。

 「医師不足」…
 紀南病院はこれでもまともな方でしょう。
 各地で閉鎖が続く「産婦人科」が存続しているだけでも…
 内科は現行8名の医師の所を平成二五年度は3名増員予定になって、6月からは更に1名の増員…
 耳鼻咽喉科・神経内科・泌尿器科などは曜日限定の医師が出張してきての診察状況です。
 医師確保のための奨学金を出していても思うに任せない…

 「収入不足」
 医療制度の変更の度に診療費は下がりますし…
 医師を呼ぶ度に出費はかさむし…
 高齢化と過疎で見込み客数は減少するし…

 この問題は、病院ががんばって営業努力をすれば「保険会計」が大きく赤字になって行くし…
 取り敢えず、予防医学に力を入れると、保険は助かるし住民も嬉しいのですが、病院の客は減るし…
 病院だとか消防署なんてのは暇な方が良いのですが、病院の赤字って大きな数字になりますからね。

 年寄りが増えるから患者が増えるなんて単純な図式は終わっています。
 おまけに、老人の医療では長期入院は基本的に認められていないですしね。
 と言うことで、今回計画されている本館改築では、病床数が278から245に減らされます。
 病床過剰地区と言うことで、「減らさないと補助金を出さない」と言われていますから…
 「結核病棟」は廃止されます。
 患者が出ないのでは無く、少なくなりすぎて専属の医師や看護師の配置が負担になりすぎるからです。
 患者さんには県内で結核治療の出来る施設とスタッフが居る病院に入ってもらって居ます。
 
 こうした合理化で実質的な病床数減少は最小限になります。

 下の絵は紀南病院本館の完成予想図です。
 最上階にはヘリポートも用意され「ドクターヘリ」が有効に使えるようになる予定です。
 リハビリルームも最上階にあって、熊野灘が見える部屋になるはずです。
 見晴らしが良くても、損なところでトレーニングはしたくないです。
 まして、管を一杯繋がれて集中治療室…なんて、まっぴらですね。
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熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2013-03-27 08:14 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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