LUZの熊野古道案内

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2013年 03月 24日

熊野の旅 遊木漁港 やっぱり無理が…

 熊野市は今は合併していますが、6つの漁協があったところです。
 地形が複雑で砂利浜の木本までとその先のリアス式の海岸があり、昭和の町村合併までは「有井村」「木本町」「泊村」「新鹿村」「荒坂村」に分かれていたのです。
 更にその村の中でも隣の集落までは道が無い…なんて所でした。
 紀勢線が全通し、道路が出来るまでは「陸の孤島」と呼ばれたところです。
 そんなところに漁村が点在してきたのですが、その中でまあまあまともなのは「磯崎」「遊木」「二木島」位です。
 そのまともな港という物でも、岬に少し守られただけのもので、平地が全くない場所です。
 昭和に入った頃から少しずつ埋め立てて船着き場や水揚場、魚市場を作ってきたところです。
 狭いと言うことでは全国でも指折りでしょう。

 その中の「遊木港」に「衛生管理型」という今流行の魚市場、加工場が出来ます。
 場所が無いので、本来の漁港外側の磯に作ることになります。
 私は地元では無いのですが少々無理なような気がしていたのですが、昨日の遊木小学校休校式に出かけた時見てきました。
 議会では取り付け道路の線形から大型車の取り回しとリフトの事故に関して質問はしたのですが、担当者は余りピンと来ていない回答でした。
 まあ、大型車も運転したことないし、リフトの荷役もしたことの無い公務員には分からない事項ですけどね。
d0045383_8561270.jpg

 この写真のような取り付け道路で、本来の港は奥に見えるところです。
 新しい施設は振り返った側に出来ます。
 この距離をトラックに積み替えてくるの???
 港から来る時は小さなトラックでしょうけど、出荷の時の大型のトラックだと国道方向には出られないはずです。
 やるなと言ってもこの道路をリフトは走るでしょう。
 リフトって傾斜地には弱いのです。
 マストをあげて横方向に傾斜したところに掛かれば倒れます。
 不思議なくらい横倒しになると運転手が死ぬのです。
 これは予想通りの地形でした。
 事故が起きなければ良いのですが…
 製材業だった私にはこの二つの経験はありますので気になります。
 同業者もリフト事故で亡くなっていますし…

 写真にある防波堤が無ければ港のなかを移動できるのですがこの高い堤防を越すようには改良できそうにありません。
 平地が無いから仕方ないのですが、使いづらそうな所です。
d0045383_9621.jpg

 施設はこの写真の柵の向こうに出来ます。
 外防波堤のすぐ内側です。
 高波対策・津波対策も再構築でしょう。
 せっかく作るのですから、漁獲量が維持できれば良いのですが…

 「衛生管理型」で魚価が上がるのでは無く、全国の漁協がこの施設を持っているので「無ければ値が下がる」と言うのが現実でしょう。
 農業同様漁業も小規模な物が多いので効率は上がりませんね。

    
熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2013-03-24 09:15 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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