昨日の一般質問、制限時間が60分に短縮されているのでやっぱり時間不足は否めなく、後半は議場内の残り時間表示とにらめっこ。残り1分ほどで修了させました。
1.公共施設・構造物の老朽化対策と耐震化について
Ⅰ.面積が広く複雑な地形故に市道や農道などの延長が長くなっている熊野市では今問題になっている、橋梁などの老朽化箇所も多いと思わせます。
1.老朽化の点検はどの程度行われたのか?
2.発見された問題のある箇所の対策はどうされているのか?
Ⅱ.災害時の避難経路となる場所の橋などの強度などは調査されているのでしょうか?
避難経路の場合は、震度7クラスに持ちこたえないと避難計画自体が崩壊します。
1.西郷川に掛かる笛吹橋とその下流の鉄の橋は重要な避難経路だが大丈夫なのか?
2.地盤のよくない産田川流域の橋でも、避難経路になる物は重点的に点検と必要な整備を行って欲しい。
3.こうした場所では落下防止策など必要であれば早急に行って欲しい。最優先課題かと思われます。
この質問は私としては珍しく具体的な事業への質問なので建設課長が点検の進捗状況や対策立案などについて答弁してくれました。
国の補助制度を使わないと点検もままならないのが地方自治体の現状です。市道だけでも385Km、15m以上の橋だけで79、これに農道や林道が加わるのです。
延べにすると御殿場くらいまでになるのでしょうかね。
重要なのは後半の防災面、避難路関連の橋梁などです。
ややもすると、交通量の多い幹線優先になりがちですが、今の時代、目前に迫った地震・津波から逃れる住民のための道の確保を優先するべきであると要望し、当局もその重要性を認識してくれたようです。
しかし…
金が思うようには出せない…
補助の制度が違うとは言え、「あんな所に使わなくても…」と言う予算を振り替えてくれないのがお役所なんですね。
しかし、言わなくてはどんどん違う方に進みかねないのもお役所です。
なにしろ、それぞれの部署に職員が配置され予算のとりっこするのですから…
まあ、こうして地道に要求し続けるのが議員の勤めでしょう。
そのために報酬をもらって居るのですから…
熊野市周辺地図です