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LUZの熊野古道案内

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2005年 09月 17日

熊野の旅 熊野の周辺 169号線小口橋

 国道169号線で三重県と奈良県の県境を越えて少し走ると。少し長い橋を渡ります。
 ここが小口(こぐち)と言われるところで、交通の要所でした。
 この地点で大台ケ原から上北山を通った北山川と矢ノ川峠に源を発する大又川が合流しています。しかし、今では七色ダムのダム湖になっているので、合流点やら入り江やら分からなくなっています。

 この小口の橋は昔、もっと下のほうにあり、つり橋でした。このあたりは山が切り立ち、流れも急なため橋杭を立てることは危険だったからです。
 つり橋とは言え、ものすごく太いロープで支えられたもので、昔のバスやトラックが小さかったとは言え、この橋を渡っていました。勿論、一台ずつですが・・・
 私が子供の頃は、木本発河合行きのバスでこのつり橋を渡っていました。しかし、段々老朽化し、乗客を下ろし、人が渡った後でバスが渡るような時期もありました。

 七色ダムの工事と共に、道が谷底の方から中腹に持ち上げられ、はしも高いところに架け替えられました。
 ものすごく長い橋脚を立て橋を渡しました。今は水に沈んでいるので普通の橋に見えますが、完成したときはひょろひょろ割り箸の上に乗せたような怖いものでした。
 この橋は、ダムの完成前に来た台風により、橋脚が折れ、落下してしまいました。はるか下の合流点に鉄の橋桁が引っ掛かっているのを見た記憶があります。
 急流の強さ、流木の怖さ、風の怖さを思い知らされるものでした。
 しかし、この事実はもう忘れられています。今まで、このことに言及する物を見たことがありません。

 このきれいな湖水の中に恐ろしく細長い橋食いが立っているのです。数十メートルのものです。
 もし、ダムの水を抜くことがあれば恐ろしい光景になります。

 この橋より高いのは上北山と下北山の境にある『前鬼橋』(ぜんき)です。これは当時の下北山村長が自慢げに連れて行ってくれたのを覚えています。子供心に下を見るのが怖かったですね。
 大人になってから完全に水を抜いたときに見ましたが、やはりあまり見たくない光景でした。

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何時もきれいな水を満々とたたえる、七色ダム湖です。自然の湖と違い、湖畔と言うものが無く不気味です。

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カメラは レチナ 1a

by je2luz | 2005-09-17 01:55 | 熊野 | Trackback(1) | Comments(0)
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