LUZの熊野古道案内

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2013年 02月 20日

熊野の旅 貨物列車廃止

 今度のダイヤ改正で紀勢本線の貨物列車が廃止になるそうです。
 ここにも何度か写真を掲載したジーゼル機関車DD51の引っ張る、製紙会社の荷物を積んだ専用貨物列車です。
 紀南高校の下校時に阿田和付近を走っていました。

 専用列車ですから途中での荷役があるでも無し…
 熊野市駅で時間調整していても待避線でおとなしく止まっているだけで、汽車好きの人以外は居るのも気付かないくらいでしょう。
 時間が来ると駅員の見送りも無く出て行きます。
 旅客列車と貨物では会社が違いますからね。

 かつてはここから出て行く材木も貨物で運んでいました。
 紀勢線が全通してからは貨物列車で東京の市場に出せるようになったからです。
 時間が掛かるのがやっかいなことで、「春闘」華やかなりし頃だと、春先には東京に着くのはいつの事やら…
 空の貨車が回されてくるのもいつの事やら・・・
 熊野市駅で積むと人力なので荷物は傷まないのですが、大泊で積むとクレーンになり当て物をしてくれない係に当たると荷物に傷が入るし…
 なんてことで、トラックの時代になると、製材所の荷物はごっそりトラックに変わりました。
 トラックだと製材工場から市場まで直接届くし。列車だとこちらでも貨車一杯になる分、何回もトラックで駅まで運ばなくてはならないし、東京でも恵比寿の貨物駅とかから市場まで日通なんて会社のトラックを使うし…
 ちっとも合理的では無かったのです。
 コンテナでは無く無蓋車でしたからね。

 この廃止される貨物列車の荷扱い駅は「鵜殿駅」です。
 これがあるので鵜殿駅は構内も広く線路も多いのです。
 JR東海では一番南の最後の駅なのですが、旅客の方はJR西日本の「新宮駅」が始発・終着になるので、鵜殿駅は途中駅になります。
 3月の廃止以降は保線用車両が置かれるくらいで線路も使われなくてさびて行くのでしょうね。

 貨物列車の肩代わりは船だそうです。
 コンテナですから船の荷役も簡単でしょう。

 「準急」が無くなり「急行」も「快速」も無くなりました。
 国鉄もJRなんてのになりました。
 貨物列車も消えます。
 まだ、紀勢線が消えないだけましなのでしょうね。
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熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2013-02-20 10:00 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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