LUZの熊野古道案内

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2013年 02月 19日

熊野の旅 児童数

 昨日触れたことの続きで、熊野市の…ではなく…日本の田舎の現状を数字で示します。
 詳しい表はここに載せられませんからリンク先にあります。

http://www.geocities.jp/je2luz/jjidousuu2012-3.html

 この表は市の資料を私流に分かりよいように学校群ごとに集計し直した物で、細かい集落で名前が出てこないのは0歳から15歳までの子供が一人も居ない集落です。
 昔に比べ半減どころでは無く1/10煮まで減ったところのある児童生徒数ですが、どうしようも無いところに来ています。
 学校の廃統合も通常の感覚では済みません。
 例えば、私が「浜筋」とまとめた地域は、海岸線、波田須から須野まで…旧新鹿村・旧荒坂村全部です。
 それが各年度一桁です。
 旧飛鳥村・旧五郷村を合わせても一桁で今年の4歳児はゼロです。
 磯崎、大泊を合わせた木本校区はずっと10人台です。
 あの広い紀和町も一桁です。

 この子達が全部地元に残っても0歳児が100人を切ってきますから、将来はその70倍として人口7000人ですね。
 統計は23歳までもらったのですが、その数字も18歳から上の子供が一気に急減していないのは学生とかの時には籍を移さないからでしょう。
 でも、就職した年齢の23歳の時には二桁に落ちます。
 実数はもっと少ないはずですけどね。
 従ってその子達が熊野に残るとしてもやっぱり7000人とかが最高です。
 過疎対策とか何とか以前の数字です。
 公共投資も当然それを見込んだ集中的な物に変えて行かなくてはならないはずです。
 総花的に、消えゆく集落にも手厚く…
 日本中でやっていたのでは…

 感情的には分かるのですが、私もそうしたように、子供達に「帰ってこい」なんて望まない親が本当は多いのです。
 明治以来、田舎の親は「立身出世」を子供に託したのです。
 「おかげでええ会社に入ってのし…」
 「名古屋の方で嫁ももろうてのう…」
 自慢話はそれにつきるのです。
 片方で寂しさが募ってくると…
 「こっちでは働くとこないさかのし…」となるのです。
 確かに働く場所は無いですが、村役場なんかだと公務員でも応募が無かったりするのも事実です。

 「ベンチャーなら田舎でも出来る」
 「ITはケーブルさえつながっていれば」
 なんて言われてきましたが、金が稼げるとなると、「六本木ヒルズ」に住みたがるのです。
 「山際に雲のたなびきたる…いとおかし」 よりは
 「赤い灯 青い灯 道頓堀の…」の方が若い人には良いのです。

 私も若い時にはそっちの方が肌に合いました。
 今でも嫌いじゃ無いですね。
 若さと金があれば都会は楽しいです。
 今じゃあ両方ないし…
 田舎でも結構楽しいですけどね。
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熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2013-02-19 10:13 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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