ずっと異常高値が続いていた「サンマ丸干し」がスーパーの店頭で、「地場物・4匹一吊り・298円」といういつもの年の値段で出ていました。
ことしは「498」でしたからものすごく安かったです。
でも、少し離れた定番の陳列では「498」のままでした。
どっちの「地場物」なんですけどねえ…
安い方は大きさがばらついては居ましたが問題になるような「鰯のようなサンマ」では無かったです。
そろそろ闇夜ですね。
期待できるのでしょうか?
年に何回か食べたくなって買います。
今年は買わないで居たら、高い時期にもらったので食べられました。
一匹125円のサンマの丸干しでは地元民は買いにくいです。
東京日本橋の物産展価格より高いですから…
普通には買って食べることの無い「サンマの寿司」も高いのでしょうか?
材料は同じですからね。
こちらも釧路沖・三陸沖・千葉産では具合が悪いやつです。
酢で絞められないサンマは塩で丸干しにしようにも乾きません。
あまり高いと、カナダ産ししゃもとかノルウェイ産塩鯖に流れちゃいます。
私の場合、「アメリカ産牛肉」以外は「うまくて安い」ほうに流れちゃいます。
でも、円安なので塩鯖もそろそろ上がるのでしょうね。
国産ウナギが「絶滅危惧種」になったとか
川の環境変化の前に、「しらすウナギの乱獲」がありますね。
高く売れるのでどの川の河口でも寒い時期の夜中にやっています。
当然、漁獲量制限だとか免許制なんてのは今でも破られているかと思います。
養殖物ったって、元は天然しらすウナギですからね。
ハマチの養殖が流行った頃に「天然ぶり」が壊滅しかけたこともあります。
天然の幼魚を捕まえて、膨大なえさを食べさせ、病気を防ぐのに薬まで使って・・・
養殖と言っても自然への負荷がものすごく大きいことが多いです。
熊野では深い入り江が少なくて、荒波の熊野灘に面した海岸が多いので、「養殖漁業」は少ないです。
「外洋養殖」なんてのもあるのですが、それも出来ないほどの波と潮の流れです。
この広大な太平洋は元々「大きな生簀」だったのです。
季節ごとに回ってくる魚を捕っていたので減らなかったのでしょう。
外洋でも「魚探」なんてのを使って根こそぎやっては魚もたまらんでしょうね。
熊野市周辺地図です