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LUZの熊野古道案内

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2005年 09月 09日

熊野の旅 熊野古道関連事業 5

 熊野市の観光と言うと最近はすっかり『熊野古道』になってしまいました。
 元々、熊野を有名にしてきたのは『鬼ヶ城』でした。もっとも、鬼が島とか間違われることは多かったですがね。
 その鬼ヶ城が主役の座を下ろされちゃったのか、観光関連予算がそちらに回らないようです。
 鬼ヶ城は熊野灘の荒波が削りだした奇景なのです。当然今も削り続けているわけですから、少しずつ崩れていってもおかしくないのです。まして、人為的に作った遊歩道などは壊れて当たり前でしょう。
 この遊歩道は随分前の高波で手すりの一部などが流失して、今は『危険・立ち入り禁止』の看板が両方の入り口に括りつけられたままになっています。予算が回らないようです。つまり、周遊できるはずが出来なくなっています。確かに、鬼ヶ城の観光と言えば東側から入った『千畳敷』をみて、その先の絶壁部分を遠くから見て終わりと言うケースが多いのですが、自然の雄大さを実感するにはやはり周遊することが一番です。
 危険と言えば危険なのですが、昔と違い随分高いところに遊歩道が作られ、普通の時に波にさらわれることもなくなっています。しかし、どういう訳か、観光客の人の行動が常軌を逸するようになったのはここだけでは無いようですね。
 そもそも、二十年以上前だと思いますが、観光バスで来たお客さんが台風の余波で危険な状態の鬼ヶ城に近づき、当然のようにさらわれて命を落としました。その時、今流に裁判が起こされ、バス会社と共に熊野市も賠償を請求され最終的に支払うことになりました。それ以来、ほんの少しでも波があれば立ち入り禁止の看板を出すように成りましたね。地元の人からすれば、『あんな日に、磯まで出るのは阿呆や。もってかれて当たり前や』と言うことなのですがね。
 万全を期すまで公式には立ち入り可能にはならないのでしょうね。釣り人は一杯入っていますが・・・
 波が静かな時には遊歩道を離れないようにしながらですが、一周する事をお勧めします。ゆっくりと回れば海の大きさと力強さを実感できます。
 主役の座を一時的に降りて、いや、降ろされていますが『鬼ヶ城』はやはり主役だと思います。
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カメラは コダック・メダリスト・エクター100mm

by je2luz | 2005-09-09 05:58 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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