LUZの熊野古道案内

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2012年 12月 09日

熊野の旅 民生病院―紀南病院

 今は「紀南病院」と言いますが、出来た当時は「南牟婁郡・民生病院」でした。
 旧南牟婁郡の21か町村が昭和23年に設立した物で、今は合併した1市2町で運営しています。
 場所は南牟婁郡御浜町阿田和になっていますが、人口の多い熊野ではないのには色んないきさつがあったと聞いています。
 開業には賛成したが立地では…という開業医・医師会の意向があったようです。

 この病院は、当初から阿田和に出て行って、空いていた高台を造成して作りましたので、いま問題になっている津波に関しては大丈夫でしょう。
 予測して高台に上げたわけでは無さそうですが、良かったですね。
 でも…
 本館は古いので地震の方には良くないそうです。
 使いにくいのも確かですしね。

 私は、今、この病院の経営に関わる議会に所属し、議長なんて物になっています。
 経営状態はご多分に漏れず宜しくないです。
 病院側は「しっかり頑張って患者を確保したい」なんて言いますが、私たち議員から見ると、患者が少ないのは良い事でもあるのです。
 病院が喜ぶほど患者がいて、病床も塞がると言うことは、「病人が多い」と言うことだし、「病院会計」が改善されても、「保険会計」がパンクします。
 すごいジレンマがあるのです。

 この本館を建て直すことになりました。
 耐震改造するにもお金が膨大に掛かるし、耐震化しても建物の寿命が延びる訳でも無し…
 追い金を打って新築する方が、現状と将来に備える両方でいいだろうということです。
 ドクターヘリを着陸させられるヘリポートを備えた物になります。
 横にある送電線の関係で少し変形した予想図になっています。
 上の階には「リハビリ病棟」なんて、今流のものが出来るようです。
 海が見えるし…
 病人で無い状態でトレーニングするのならさわやかそうですけどねえ…
 病人でも気分が晴れれば回復も早いかな?
 でも、おうちに帰りたくなくなったら困りますね。

 高齢化が極度に進んでいるので、見込み客ももう少しすると減少し始めるはずです。
 まったく、病院から養老院まで見込み客が減るなんて…
 誰でも年は間違いなくとるし…
 病院が無くては困るのだろうし…
 日本全国こんな所だらけですね。
 まだ、紀南病院はお医者さんが居る方なんですけどね。
 個人としては病院と無縁なので、建て増しでつなぎ合わせた病院では迷子になりそうです。
 迷わずにさっさと歩ける…
 そんな風になるようなのは嫌ですね。
 なるべく病院には近づきたくないものです。

 そうそう…
 NETで検索すると、同名の病院も出てきます。
 田辺の病院なので、その辺で話する時には「三重県の紀南病院」とでも言わないと混乱するでしょうね。
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熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2012-12-09 09:35 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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