LUZの熊野古道案内

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2012年 11月 22日

熊野の旅 イベントと無形文化財 1

 この三十年ほどの間は、全国どこでもイベントが増える一方みたいです。
 「一村一品運動」なんてのが流行り出して、それのPRとかで物産展などが始まったのもあるでしょう。
 それに、戦後一貫して続いてきた、「古いものは捨てる」と言う風潮もあるでしょう。
 新しいイベントや祭りが出来る一方で古くからの物は消えてゆきます。
 そして、「普通」だった物が「無形文化財」なんてものになります。
 これも、国の指定するような大層な物から、市や町が指定するささやかな物まであります。
 熊野市でも、その「無形文化財」と言うのが教育委員会?で指定されています。
 そんなに大層な芸能の無い地方ですが、盆踊りや祭りの出し物などが指定されているようです。
 
 大体において、そうしたものに指定されると言うことは、「消える恐れがある」と、お墨付きを貰ったような物です。
 でも、そうなると「保存会」などが出来て寿命は延びます。
 それでも、過疎化で人は居なくなるし、継承者も歳を取るし…
 子供を使う行事だと子供は居ないし…

 昭和、平成に始まったことではなく、こうした行事、出し物は生まれては消えて行ったのでしょう。
 だって、歌だとか踊りなんてのは石器時代からあったでしょう。
 それなのに、ものすごく古いと言われる「伝統のある祭り」でも、せいぜい平安とかですよね。
 普通のだと江戸時代からとなるとすごいですからね。
 要するに、「流行り廃り」があるわけです。

 などとしらけたことを言いますが、これが世の習いですから、ある部分仕方ないでしょう。
 それにしても…
 日本って「伝統を重んじる国」などといいますが、そうなのかしら???と思いますね。
 西洋でもアジアでも「伝統衣装」を事あるごとに身につけますね。
 観光パンフレットでは出ていますが、色んな行事で和服姿なんて舞台の上でしか見ないことが多いです。
 聖徳太子の頃から信長さん黄門様そして明治維新…
 新しいものを取り入れるのがお得意なのが日本人でしょう。
 だから、今の流れが「日本らしさ」なのでしょうね。
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   昭和32年8月 飛鳥町小阪の盆の踊り風景です。

    
熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2012-11-22 10:19 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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