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LUZの熊野古道案内

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2012年 11月 12日

熊野の旅 木本海岸堤防 3 今後の予定

 今日で三日連続の記事になります。
 木本海岸堤防の本当の完成は、この修景化工事と土木の方で行う浜から堤防へ登る階段の両方が出来上がった時です。
 修景化工事は来年度の予算で、花火終了後の着手予定です。
 こんな部分でも「熊野大花火大会」が顔を出します。
 ひょっとすると、来年の花火大会が個人の桟敷の最後になるかもしれません。
 少々不明朗な桟敷席なので堤防が遊歩道化するのに合わせて、個人へのなし崩し貸し出しはやめたほうが良いですね。
 準備期間を含め、長期間歩行者を締め出すなんてことを、昔の慣習法で桟敷を作る人が居なくなっているのに、おかしな既得権で個人が行うのはどう考えてもおかしいです。
 もし金に換算するなら、一週間しか占領しなくても1mあたり数十万円でしょう。
 だって、例えば私が街頭演説をしようとすれば、選挙期間以外だと警察に届け出て一箇所で2000円とか払わなくてはならないのです。
 これは一時的なものでハンディマイクでも同様な手続きなのです。
 正規の政治活動でさえそうなのですから、個人の桟敷が遊歩道を使うのはおかしい話になります。

 浜からの階段については、津波対策で通路・扉門を通常閉鎖にするべきなのですが、これが無いので木本では出来ていません。
 この大きな町を危険にさらしてまで開けて置けと言う部外者の声が大きいのです。
 何年も浜などに行ったことの無い人までが声高に言い募ります。
 これが一般民衆というものなんでしょう。
 万一、億一にでもこれが原因で木本に被害が出たら、その人たちは責任を取るより、同じ口で「何で締めなんだんじゃ!」と、ののしるのでしょう。

 この声を少しでも防ぐために必要な階段は、昨年度から着手の予定でしたが、大災害によって出来ませんでした。
 今年度から着手し、出口・扉門6箇所分を順次作ってゆきます。
 三年度掛かるでしょう。
 つまり、二年半掛かりますね。
 出来た所から扉門は閉めてもらうつもりですが、これでも非難の声がでるでしょう。
 「階段を登るのは年寄りや身障者には厳しい!」とね。
 扉門部分を完全に埋めちゃえば解決なのですが…
 そして、ここにも「熊野大花火大会」が顔を出し、扉門を開放しないと出来ません。
準備を含め一週間ほどは、全門開放ですね。

 花火の開催中に津波が来る確率は、66000分の一程度です。
 このような扉門が開放されている所は少なくなっているのですけどね。
 木本の浜、七里御浜を業務で使っている魚屋さんも二軒ほどだし、船上げに使っている漁師さんは皆無になっているのです。
 今、日常的に使われるのは犬の散歩程度ですから、町の安全を優先させて当たり前なのですが…
 一番うるさいのは、「浜に来ない人」みたいです。
 私は、堤防のことでは随分クレームをつけられてきて慣れちゃいました。
 私にとっては、「堤防は町を守るもの」なんです。
 そのために、「今してもらえる最高のこと」を目指すだけです。
 それが、災害を知っている人間の務めですからね。
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熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2012-11-12 08:24 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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