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LUZの熊野古道案内

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2012年 10月 29日

熊野の旅 目には春 絵には秋 歩には冬 夏は?

 暖地で季節感の少し薄い南紀ですが四季はあります。
 ことに空や空気は正直に四季を反映します。
 私のように写真を撮っていると太陽の明るさも肉眼以上に季節の差がありますし、お日様の傾きによる陰の出方も違います。
 今の多くのアマチュアカメラマンは「花撮り」「ペット撮り」が多いようです。
 露出も全自動で今どんな組み合わせの状態かも気にしない人が増えているのだと思います。
 車もオートマでエンジン音も気にしないドライバーが増えたのですから世の流れでしょう。

 熊野古道などの写真を撮るには接写・近距離ではなく、遠距離のことが増えます。
 ものすごく「空気」に左右されます。
 肉眼では濃淡・陰影などは上手に補正して感じられるので、ほとんどかすかにしか見えない、春霞の向こうの山々、光り輝いてほとんど見えていない海の光景…こんなのもすごくすばらしく見えます。
 でも、こうした条件で写真を撮ると、何だかよく分からないものになることも多いです。
 白黒時代にはフィルターを使って少しでも補正しようとした物ですが、もはやそんなことが出来ることも忘れられています。
 デジタルもRAWで撮影しておいてパソコン上で操作すればかなり補正できますが、普通に撮ったのでは苦しいです。
 つまり・・・
 「春らしい景色」は写真は苦手な物になります。
 たなびく霞の向こうの山々、松原…やりにくいです。
 桜でも撮って置けば春ですけどね。

 熊野古道は峠越えで、感動的な眺めはそんなものが多いです。
 カメラ主体で歩きに来るなら、「秋」がベストでしょう。
 やはり空気が澄んでいるし、空高くかかる雲の「絵」になりよいです。
 目にはスカッとし過ぎているかもしれませんけどね。

 「ひたすら歩く」と言うお遍路さん型の人には、結構きつい坂道もありますから、「冬」が良いかもしれません。
 雪で歩けない…寒さで凍え死にそう…なんて熊野古道ではありませんからね。
 日が短いのが少し難点ですがね。
 
 残った夏は???
 ここは南国です。
 「暑い所へは厚い時に行け!」なんですよね。
 「らしさ」を味わうにはそれが一番なのですが…
 この南国熊野って、涼しいんです。
 ことに名古屋だ大阪だ東京だと言う都会の人にとっては涼しい所です。
 まして熊谷辺りから来ればクーラーの入った室内より涼しいはずです。
 熊野古道のある山際だと30度を越すときは少ないです。
 5度も8度も違いますからね。
 木陰で涼めば別天国ですが…
 それでも、峠越えは暑いですよね。
 峠の茶店も今はないし…
 
 入道雲と強烈な陰影…
 熊野の山々が力強く感じられる時期ですね。
 でも、カメラを引っ張り出す気力があればの話かもしれません。
 今の人は昔に戻ったようにカメラをケースに入れている人が多いですからね。
d0045383_100142.jpg


    
熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2012-10-29 10:01 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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