LUZの熊野古道案内

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2012年 10月 20日

熊野の旅 本社と子会社

 ちょっとばかり「熊野古道」から外れるような話題に見えますが、決してそうではないややこしい話です。

 橋下さんと週刊朝日の問題は、週刊朝日を出版する「朝日新聞出版」は「朝日新聞社」の100%子会社と言うことが問題の一部を占めていました。
 今日の朝日新聞で親会社の朝日新聞広報部も謝罪文を掲載していますが、当初、朝日の記者などは、「週刊朝日は別会社で編集権などは独立しているから朝日新聞には責任無い」との立場を公言していました。
 
 私は橋下さんの政治手法は「大阪さえよければ…」「目立ちたがり」「ファシスト的」などと言った物で好きではありませんが、週刊朝日などの叩き方は本筋を離れたもので、間違っていると思います。
 これは橋下さんを好きとか嫌いとかとは別の問題でしょう。
 そして、あえてここにこれを書いたのは、この「本社と子会社」と言う問題が、ここ熊野で起きる可能性があるからです。
 それも、公金を入れた大きな観光施設に関してです。

 前にも書いていますが、「里創人・熊野倶楽部」と言う、三重県が作ったリゾート施設は10年間の契約で民間会社に丸投げされています。
 地賃も家賃も固定資産税も無しです。
 普通なら丸儲けのはずなのですが、この施設、普通に考えれば赤字になって当たり前なのです。
 事実、開業してすぐから赤字だとか…
 レストランなどもすでに間引き営業だそうです。
 週一回の休業ではなく週に半分しか開かないリゾート施設のレストランなんて…
 そんな状況で宿泊客に何を食わせるのやら…
 「閑古鳥がなく」を絵に書くような状況みたいです。

 請け負った会社は私から見ると不審な会社です。
 もちろん、こんな物を請け負えるのは他所の会社ですけどね。
 開業当時は補助金がらみもあって、どっさりの人を雇ったのですが、すぐから、パートの時間短縮、出勤日数制限で自分から辞めてゆくように仕向けて人員整理をしてゆきました。
 これは、昔、御浜町に「ピネ」ができた時も同様で、常套手段なのですけどね。
 就職しない方が良いよ…と話してあげた人も、「県や市がやるんだから…」と変な信用をして元の職場を辞めてまで写った人も多いです。
 そして、一年二年経つと…

 そこまでで止まらず、私の予想では、この会社はこの「里創人・熊野倶楽部」の運営を、分社化する可能性が高いのです。
 分社化・子会社化して別法人にし、その会社を幽霊株主に売却し、更に計画倒産させれば10年間の負債もチャラに出来て、親会社に責任が及びませんからね。
 だって、別会社・別法人は法的には全く別のものですからね。
 こんな公の物を丸受けできるような筋の会社や人物なら、子会社化のときに県や地元自治体にかなりの比率の出資をさせておいて、「道義的責任」をそれに押し付けて足抜きを謀る位はやるでしょう。
 でも、このようなことなど起きないとこの辺の人は思っているようです。
 無いに越したことは無いのですが…
 リゾート開発だとか胡散臭い世界を少しでも覗いた方なら「あり得る」と思われるのではないでしょうか?

 杞憂なら良いのですが、この件に関しては、民間会社のことなので熊野市議会も手が出ません。
 建設の時の補助金の支払いが続いていますが、分社化などには口は挟めませんからね。
 もし、出資要請が来た時に拒否することは出来ますが、それを否決する読みと勇気があるかどうか…
 県議や市議・町議の今任期中には動かないでしょう。
 専決されたときどうするか…
 山の上の別世界の話ではないのですけどねえ…
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熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2012-10-20 10:30 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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