LUZの熊野古道案内

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2005年 09月 04日

熊野の旅 熊野古道の標識

 全国どこへ行っても最近では立派な観光案内版や標識が立っています。
 熊野市も熊野古道の話が出る前から『観光立市』とかで観光スポットの案内板の他に、例の『歓迎・○○市』などという看板を市の入り口に作り、そ他のも小さなものを少し配置しました。それこそ、その頃の自治体数3300ほどでしたがそのうち3000は作っている代物です。海岸線で腐食が早いと言う理由でステンレスを加工して作りましたが、予算を見てびっくり・・・どこでも同じですがこうしたものの値段は驚くほどのものなのです。酒屋の看板の比ではありません。
 それ以降も随時増やしてきました。そして、世界遺産指定になると、国・県の補助がつくようになり一気に増えました。痛んでいないものも挿げ替えちゃいました。何せ、オリンピックでも国体でも国立公園でもこうした予算が使えるのが嬉しいのが地方自治体ですからね。
 この立派な石塔は私に自宅のすぐそばの国道脇に立っているものです。紀州御影では無いんですね。那智黒なのでしょうね。 もうひとつは近代的なものです。こちらの方が古いのです。不思議なことにこんな小さな標識のメインの字が車道の方を向いています。不思議な建造物です。
 あまりにも高いのであちこちにしかありません。ほんの少しだけ役立っているだけでしょうね。
 古道歩きの人はほとんどガイドの地図を片手ですからあちこちに張られているステッカーの方が役立つ間も知れませんね。
 こうした投資が役所にとっては『熊野古道による地元活性化』の目に見える実績になるのです。職員は真剣にそう思っています。思わなければやってゆけないでしょうしね。
 本宮大社・那智山などはきちんとしたポイントがあるので観光客も集まり良いのですが、そもそもこれらの霊場を除く熊野古道というのは道そのものですし、全長何百キロにも及ぶので、残されているのは辺鄙なとこれが飛び飛びです。いわゆる観光には向かないのです。又、熊野古道にきたら、制服を来たバスガイドさんが旗を持って『みなさーん、ここが熊野古道でーす。足元がお悪いのでお気をつけくださーい』なんて、やっていたら興醒めでしょうね。
 来られる方は、一人で・・・グループで・・少なくとも自分達だけで静かに歩きたいはずなのですが・・・
 そうでもないのかなあ・・・日本人は何も無いということが不安で不満に感じる種族に変わってきていますからね。
 侘び・寂び・・・・無・空・・・・そんな世界は遠くなったのでしょうかね。
 しかし、誰もいない熊野の山と熊野の海にはそれがあります。なるべく少人数で気ままに歩いてください。
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by je2luz | 2005-09-04 06:17 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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