人気ブログランキング |

LUZの熊野古道案内

je2luz.exblog.jp
ブログトップ
2012年 10月 16日

熊野の旅 育生町 どぶろく祭りへの道

 毎年11月23日に行われる、育生町大森神社の「どぶろく祭り」のどぶろくの仕込みも始まる頃かと思います。
 育生は山の中にあり、どこから行くにも峠越えや縫うような川沿いになります。
 昨年の台風12号によって寸断された道もあらかた復旧していますから、吉野方面・名古屋方面・新宮方面からの道筋はどの道も大丈夫です。
 熊野市中心部からの道も、札立峠ごえは通れます。
 神川経由の「県道七色峡線」がまだまだ復旧しないのでこのルートとこれを一部使う「一の水林道」の赤倉経由ルートは使えません。
 「どぶろく祭り」と言っても、運転手は一滴も飲めませんから遠回りでも険しい山道でも大丈夫でしょう。
 この祭りも、テレビで紹介されたりする、そこそこ有名な祭りなのですが、なんと言っても遠い所の村祭りですから見物人?お参りの人?は多くありません。
 他所から来られてもゆったりとくつろげますよ。
 田舎にしてみれば「賑わってる」ってことですが、基準が違いますから、「混むだろう」なんて心配しないでください。
 熊野市の行事・イベントで「混む」には、8月17日の「熊野大花火大会」だけです。
 
 多分同じ日に、「井戸の祭り」もあるのではないかと思います。
 「下の大馬神社」のお祭りです。
 ここは「大馬神社」の遥拝所的な性格なのですが、井戸の鎮守様でもあるようです。
 井戸は広いし、人口も多いのでそこそこの賑わいがあります。
 典型的な田舎の祭りではありますけどね。
 この辺は、どの神社も大きな山車、立派な神輿なんてありません。
 だから、ものすごく祭りに熱心な所がありませんね。
 熱心じゃないから大きな物を作っていないのか???
 殿様は居なかったし、大百姓も大店も無かったし…
 基本的に貧乏な牟婁の地でしたから、寄進も大口なんて期待できなかったのかもしれません。

 私も「どぶろく祭り」には何度も行っていますが、飲みません?飲めません?から、育生のどぶろくの味は知りません。
 国税局の許可を貰って祭り用に醸造してきた物で、販売されることは無いですからね。
 熊野市では「どぶろく」を商品化したはずです。
 「はずです」と言うのも、試作品は口にしましたが製品になってからは店頭で見かけたこともないし、口にする機会も無いからです。
 地域おこし、特産品創生ということなんですが、中々市民にも周知・認知されにくい物です。
 試作の時はは酒造会社に委託したのですが、今は、多分、紀和町にある「ふるさと公社」が自前で醸造しているのではないかと思います。
 関係者に以前聞いた話では、「好評で中々手に入らない」のだそうです。
 全部売っても本当の利潤などで無いでしょうけど、売れ残って困るよりは良いでしょう。

 この部分も、2200市町村、少し前の数え方だと3300の自治体が、「一村一品運動」以来、30年ほどやってきたことなので、品物を作るのは簡単でも全国に知ってもらうこと、買ってもらうこと…それも、イベント的ではなく「継続的に売れること」は大変なのです。
 私も「黒糖みかん」なるブランドを立ち上げて、日本橋の百貨店の特選品カタログに載せてもらうところまでやりましたが、継続させられませんでした。
 もちろん、公金ジャブジャブなんて、頼みもしませんでしたけどね。
 
 熊野のどぶろくが中々手に入らなくても、11月23日に育生町まで行っていただけば、どぶろくがお安く飲み放題です。
 酒のつまみの「おでん」「から揚げ」「しし鍋」なんてのは、育生のきれいどころが作って待ってくれていますよ。
 育生だけでは足りないので、あちこちから集まっています。
 隣村からも来ているかも知れません。
 この辺は「落人」が一杯流れ込んだ所です。
 南朝も落ちてきました。
 だから、都人や高貴なお方の血を引く可能性も大きいです。
 美人も多いのかもしれませんよ。
d0045383_10285255.jpg


   
熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2012-10-16 10:29 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://je2luz.exblog.jp/tb/17000844
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]


<< 熊野の旅 熊野の熊さん      熊野の旅 熊野・今昔 >>