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LUZの熊野古道案内

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2012年 10月 10日

熊野の旅 高齢集落 高齢自治体

 木本祭りと同じ7日に「両又敬老会」がありました。
 大又と小又を合わせて呼ぶときには「両又・りょうゆう」と呼びます。決して二股ではありません。

 昨年は台風12号の災害の後なので敬老会も中止になったところが多く、ここのもありませんでした。
 敬老会って年に一度ですし、同じ顔ぶれなのですが、少しずつ欠けてゆきます。
 一年飛ばすと欠けも大きいはずですね。
 大又小又のお年寄りが100名ほどいるようで、半分くらいの方が出席しておりました。
 出席できる方は元気で一昨年とも変わらない様子ですけど…
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 昔はこの地区も結構人口もありました。
 この方々の頃には、ワイワイがやがや賑やかだったのでしょう。
 山間部の飛鳥村では一番最初に小学校ができたのは大又でした。
 だから、名前が「飛鳥小学校」となったのです。
 しかし、高齢化・少子化・過疎化の進行で、学校統合が行われて、二年前にその学校は下流に持った行かれました。
 一番新しくて、一番児童の安全に配慮した校舎が見捨てられたのです。
 この敬老会はこの「飛鳥小学校」の屋内運動場で行われました。
 屋内運動場も統合したところのより使いよくできているのですが…

 ここまで書けるのは…
 この校舎を建てるいきさつを知っている数少ない人間だからです。
 私が前に議員だったときに校舎の改造や改築の話が動き出し、旧木造校舎の大改装を試みたのですが、地元の長老達に反対されてできなかったのです。
 児童数はすでに減少してしまって教室数も足りるし、太い柱を使った良い校舎だったので残したかったのですけど…
 と言うことで、コンクリートの建物になってしまったのですが、岡屋根をやめて勾配をつけたり、児童の事故防止で根太掛け木質床張りなど細部まで設計をチェックしたものです。
 そこまでしたのは、当然行われる「学校統合」のときに、小学校をここに持ってくるつもりだったからです。
 ああ、それなのにそれなのに…
 統合先が古くて手狭で水に対しても一番弱い日進小学校に成ったのです。
 昨年の水害でもざっぷり浸かりました。
 この統合計画進行する時期には私は議員で無かったのです。

 このもったいない校舎は、老人の福祉施設に生まれ変わることになります。
 根太掛け木質床張りが児童の「重大事故防止」から、「お年寄りの寒さ防止用」になると言うことですが、児童の時ほどは効果が無いでしょうね。
 でも、集落に児童が居なくなった時代でも、しばらくは老人は居ますから良いでしょうか?
 ここに老人施設ができても地元優先では入れるわけではありません。
 「遠くへ行きたくない」と言うささやかな希望が叶えられれば良いのですけどね。
d0045383_950632.jpg


   
熊野市周辺地図です
 
tabi

by je2luz | 2012-10-10 09:50 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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