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LUZの熊野古道案内

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2012年 10月 03日

熊野の旅 花の窟神社お綱賭け 2

 昨日に打って変わって、今日は上天気
 今日なら青い空をバックにきれいな写真が撮れたのに…

 イザナミさんのお墓と地上を結ぶ…
 天上と地上を結ぶ綱が渡される儀式でしょう。
 結界を示す「注連縄」とは少し違う感じです。
 綱から垂れ下がる飾りには「花」が飾られますが、この飾りは「錦の御旗」の名残だとか言われているようです。
 「錦の御旗」と言う物が使われるようになったのはいつの御世なのでしょう。
 「お綱賭け」が先で「錦の御旗」が後なのは間違いないでしょう。
 確かに、垂れ下がっているのは、縄で作った旗状のものです。
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 朝廷から「錦の御旗」が献上されるほどの格式のある神社だとして…
 そして、日本書紀に出てくる神話の世界の最古の神社だとして…
 どうしてここに、壮大な神社が無いのでしょう?
 台風や津波に弱い場所にしても、大きな社があったという話も聞きません。
 神社造営の材木なら紀州・木の国、巨木はいくらでもあったはずです。
 
 古代は別にして、中世以降となれば現代と同じで、朝廷との結びつきを利用しようと言う考えは施政者、豪族には浮かんだのではないでしょうか?
 有馬を押さえた豪族は歴代そんな考えが浮かばない純粋な一族だったのでしょうね。
 そして、古代信仰の形を今に残してくれたのでしょう。
 その花の窟神社のまん前に、「観光立市」を「錦の御旗」にして、立派な観光施設ができております。
 二千年を超すと思われる「花の窟神社」の歴史では初めてだし、にそぐわないとも思えます。
 でも、それが現代流でしょう。
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 神の世界と地上・現世を結ぶ「お綱」に庶民が触れる、張り渡すのに力を貸せる…
 そんな大きな神事に直接、男女を問わず自由に参加できるなんてことは他所ではほとんど無いでしょう。
 「神様」てえのが居て、「ご利益」てえのをくれるとすれば、一番手っ取り早いことではないでしょうか?
 でも、この神事は「ご利益信心」の物ではなさそうです。
 黙って引っ張れば、きっと良いことがある…
 そうに違いありません。


 
熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2012-10-03 09:47 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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