去年・今年・来年…実質二年ほどで熊野市のお店が随分変わりました。
お店が減ったし、大きな店がほとんど無かった町だけにこの変化は大きいのです。
「オークワ熊野店」の記念通り閉店、井戸への移転、来年には取り壊し
衣料品の少し安い「パーティハウス」の閉店
その後へ「薬のもりやま」が移転、もりやまの跡地利用は不明
ダイハツ自動車の「杉山モータース」が取り壊されて牛丼の「すき家」が明日開店
衣料品の「こまや」が取り壊されてアパートに、こまやは向かい側で縮小営業
田中医院・田中薬局取り壊し
元・宇城時計店取り壊し
農協支所の閉鎖
目立つ所でこれだけあります。
もりやまの後には回転寿司チェーン進出の噂がありますが、もし、それが本当なら回転寿司が三軒目になります。
ますます、地元の食堂屋さんは苦戦するでしょうね。
かといって規制も出来ず…
チェーン店は儲からなくなったらさっさと引き上げますからねえ…
観光客向けには、少し前にオープンした事実上三重県肝いりの「里創人熊野倶楽部」と熊野市営とも言える「駅前観光会館」、今年オープンした熊野市肝いりの「花の窟神社・お綱茶屋」…来年オープンするのが事実上熊野市営の「鬼ヶ城センター」と公営の施設が立て続けにできて競合します。
「高速道路」を目当てなんだそうですが、どう見ても、「口実」ですね。
しかし、これに反対する勢力は少数派です。
心の中では反対でも、口にも出さない、態度でも示さない、「かしこい人」が多いのです。
私は「かしこくなれない」らしいです。
でも、「かしこく」なっても、人に迷惑掛けるだけでいいことなんて何もないように思えます。
このように大きく町が変わっても、決して栄える方向ではないです。
「雇用を創出した」と、胸を張りますが、5億も10億も掛ければ、その金で、5人も10人も一生働いてもらえるのです。
さらに、隠されてしまう赤字の分で何人もの人に市民のための仕事をしてもらえる勘定なのです。
相変わらず、無駄でも立派な箱物を作る人が偉い人だという古い価値観が生きているようです。
事業からの撤退・退却が無理でも『転進』位は出来ませんか?とたずねても、「決められたことは粛々と行う」のだそうです。
帝国陸軍よりかたくなですね。
反対の声など聞いたこととが無いそうです。
そうでしょう…
皆さん賢いですから…
熊野市周辺地図です