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LUZの熊野古道案内

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2012年 09月 17日

熊野の旅 多分 豊作

 台風16号は首を振らないで北上してくれたようです。
 それでも、九州の西を通っているので九州にとっては宜しくないコースです。
 テレビではほとんど放送されませんね。
 毎度のことなのですが、九州だとか四国だとか紀伊半島だとかについて、大々的に放送するのは、その台風がその先で、大阪・名古屋・東京などに近づく恐れがあるときなんです。
 そうでない時は、ものすごく絵になるほど被害が出たときですね。
 政府の施策でも「三大都市圏」は別扱いですが、こんな所でも出ています。
 まあ、その近所に人口の半分くらい住んでいるのですから仕方ないかもしれませんね。
 その延長が大阪都構想でしょう。

 もう、9月も中旬ですから、南の方の稲刈りはほぼ終わっているでしょう。
 作柄は「良」の所が多いかと思われます。
 でも、総量はどうなのかなあ?
 近年の災害は農地などに致命的な損害を与えます。
 そして、この辺りでもそうですが、高齢化、過疎化の進んだ田舎では、災害をきっかけに耕作放棄につながるところも多いです。
 面積的には日本の水田の中では微々たる物なのかもしれません。
 そして、転作奨励しなくても減るのですから、役所にとってはありがたいところもあるかもしれません。
 しかし、それが次の災害を起こすこともあります。

 水田は小さな治水ダムでもあるのです。
 100mm以上の雨を受け止めます。
 さらに、田圃が荒れるようでは里山も荒れます。
 こうして、それでなくても集中豪雨的な降り方が多くなっているので、緩衝地帯が消えてしまうと、川は暴れます。
 分かりきったことなのですが、下流の人は無頓着ですね。

 水田を埋めたのと、ゴルフ場を一杯作った時代から北九州などの平野部の洪水が増えたと言われました。
 下流での治水工事を少々やっても勝てないのです。
 紀伊半島の川は熊野川を除くと、すぐに海に出ちゃいます。
 河口部に平野もありません。
 それでも、山の田圃が減って、里山があれ、山林が荒れるに従って、「水の出」が早くなりました。
 降り出すとすぐに川が増水します。
 降り止むとすぐに水が引いてきます。
 農地や山の緩衝作用が衰えたのです。
 追い討ちを掛ける、短時間に集中する豪雨の増加もあります。
 「せせらぎの音が聞こえる…」 なんて、風流な家も段々住むのが怖くなってきているようです。
 おまけに、人が住んではいけない「川の領分」に家を建てていますしね。

 今年は水のあるところでは稲は豊作でしょう。
 いや…
 水と田圃と人のある所ですね。

 作柄って、サンプリングで稲の出来を推測するらしいですね。
 でも、それに面積を掛ける総量に関してはいい加減??
 でも、この辺の作柄は「良」だったでしょう。
 去年のように買った稲を流されたり、籾を水に漬けちゃったりも無かったですからね。
 それでも、笑顔が戻らなかったお百姓さんも多いです。
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熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2012-09-17 10:33 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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