LUZの熊野古道案内

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2012年 08月 31日

熊野の旅 防災訓練 1

防災訓練…
大体において、9月1日におこなう所が多いです。
この日は「関東大震災」の日だから、「防災の日」になっています。
「防災の日」には全国で「防災訓練」が行われてきました。
長い間、「台風・豪雨」に備えた「水防訓練」が主だったのですが、「阪神淡路大震災」からは、「地震による倒壊家屋からの救出」などという項目が増えました。
 そして、東日本大震災からは、「津波避難訓練」が主役になりました。
 「防災訓練」にも流行があるようです。

 今年、2012年の熊野市防災訓練の中央会場は「山崎運動公園」でした。
 写真の会場はサッカーの出来る運動場です。
 小さいながらもスタンドもあります。
 実業団のサッカーが来たこともありました。
 でも、このスタンドでは興行収入なんて全く稼げませんね。

 全国でも、市とかの防災訓練は広い会場が要るので、河川敷などを使ったりします。
 熊野市では平坦で一番広いのが、この「山崎運動公園」なのです。
 今年はここをメイン会場にして、訓練をしました。
 有馬地区の羽市木・口有馬・立石・芝園などの地区から住民の人が、行政無線のサイレンとともに歩いてこの会場に向かいました。
 午前十時過ぎとはいえ、炎天下ですから、現場に着くとぐったりしている人が多かったです。
 参加者は決して多くないです。

 ここで面白いのは、訓練とはいえ、この山崎運動公園は山崎沼と言われる所で、産田川の遊水地の沼地です。
 昨年の12合台風では大きな湖状態になりました。
 下手すると夕立でも道路が冠水する所なのです。
 豪雨でも津波でも、「絶対に逃げてはいけない場所」「近づいてはならない場所」なんです。
 羽市木や口有馬・奥有馬だと自分の家の近くの山に逃げるのです。
 実地訓練として避難させるはずが、遠くて行く意味の無い「山崎沼」とは…
 「レミング」や「バターンの行進」じゃあるまいし、先に見えるのが「死地」ではねえ…
 住民が参加する気にならないのも無理は無いです。
 たしかに、イベント会場としては最高なんですけどね。
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 今年の訓練は倒壊家屋からの救出の後が、三重県のヘリコプターによるデモンストレーションになりました。
 隊員の降下訓練、物資の投下訓練、けが人の収容訓練とやったので、予定時間がそれで一杯になったようでした。
 集まった一般人の参加する物も無し…
 市長・県議・議長の挨拶を聞いて帰ることになっちゃいました。
 私もちょこっと写真をとっただけで帰ってきましたが、暑かったです。

 実地に役立ったのは、ヘリコプターが近づくと、降りなくても風でテントが飛ばされると言うことです。
 みんなでテントの屋根を一生懸命押さえていました。

 木本町内、近所の人も、避難してみようと言う人も見かけられ、「どこへ逃げるん?」と何人かに聞かれました。
 「とりあえず、公園(要害山)に登って!」と言いましたが、ここは指定された避難所ではありません。
 でも、どでかい岩ですから、地球が割れない限り大丈夫だし、頂上まで登れば50mを越します。
「水もトイレも無いけど、生き延びる方が良いやろう?」と言えば…
「それが一番じゃよ」と言う返事が返ってきます。
法律的には「備蓄の食料とか水」の無い所は「避難所」じゃないのだそうです。
 でも、それの整備より生き延びる方を優先して地域の人たちをそちらに逃がそうと説得しています。
 登る道の手すりだけは今年度中に付けて貰えることになっていますしね。
 国の予測の詳細はまだ降りてきませんが、昨年秋の県の予測とほぼ同じようです。
 でも、津波到達までの時間が短くなったようですから、果たして公園にたどり着けるかどうか…
 予測どおり、50cmとか1mなら我が家は倒れないはずですから、屋根に登って写真を撮っていることになりそうです。
 カメラをいつでも持てるようにしておかないといけませんね。
 台風なら準備して置けるけど地震は厄介です。

 ルソン島南東にいやな雲がありますね。
 この位置で台風に発達すると少々やばいかも…

 
熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2012-08-31 09:18 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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