LUZの熊野古道案内

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2012年 08月 23日

熊野の旅 宣伝効果は? 官製イベント

昨日書いた台風12号関連水害一周年記念イベントの詳細が分かりました。
 名前は、「紀伊半島大水害復興イベント~言ってみようら♪東紀州元気祭り」と言うものです。
 目的は、紀伊半島代水害から一年の節目を契機に、東紀州の観光面での復興アピールや地域住民に元気を届けること…だそうです。

 場所は久生屋・金山の山の上、「里創人・熊野倶楽部」(リゾート・くまのくらぶ)です。
 三重県が作って民間会社に10年間、家賃も税金も無しで運営を預けた、リゾート法時代の企画が不死鳥のように甦った、摩訶不思議な施設です。
 誰が見てもうまく行っていないであろうと言う物で、10年の契約が切れるまでどう持ちこたえるかが取りざたされています。

 これを踏まえて考えれば、このイベントをやる真意が少し分かりますね。

 イベント中身は…
「グルメ出店」=「宇都宮焼きそば」や「那智勝浦マグロリータ」「津ぎょうざ」「四日市とんてき」などだそうです。

「特産品出店」=「宮城県南三陸町」「奈良県五條市」ほか東紀州の特産品

「子供向けイベント」=キャラクターショー(アババイン)、忍者手裏剣体験(伊賀市)、新姫トランポリン(熊野市)、塗り絵(美し国おこし三重)、縁日コーナー

その他=木工体験教室(熊野古道センター)、防災展などなど

 そして、始まるときには三重県知事の挨拶もあり、客寄せの「餅撒き」もあるそうです。
 そうそう…日時は9月8日(土)午前9時45分から午後2時20分までと言う面白いスケジュールです。

 もちろん、県が力を入れるのですからチラシも作られているようで、おそらくかなりの広範囲にばら撒くのでしょう。
 土木事業でも補助金でも、市町村と県では規模が違うと言うか、予算規模が違います。

 ここまでは、一応、イベントの紹介です。
 さすがは「県」がやっていると言う規模です。
 でも、これって、熊野市内大泊・木本・井戸・瀬戸・大馬・有馬・久生屋・金山・飛鳥・五郷・紀和、そして。紀宝町の被災者は関係ないように見えませんか?

 災害まで口実にしてお荷物の「里創人熊野倶楽部」のてこ入れではないのでしょうかね?

 でも…
 地元紙をはじめ褒めちぎる人が一杯居るのでしょうね。
 中身とか趣旨とかを抜きにして、人が集まりさえすれば「活性化した」ということに捕らえる向きが多いですからね。
 私も昔はそうでしたが、イベントに参加しているとそれだけで楽しく。人が来れば満足感に浸れる物です。
 その過程でどんな風に金が消え、労力が消え、その後に何が残ったかなんて考える暇も無いですからね。
 また、考えたら動けませんね。

 このイベント…
 主体が県と言うこともあり、私もここに来るまで知りませんでした。
 半月前にようやくなんです。
 コンねイベントであの人たちの言う「情報発信」になるのでしょうか?
 これくらいのものではローカルテレビとCATVでチョイト流されるだけで、PR効果もほとんど無いでしょう。
 「里創人熊野倶楽部」は交通手段が事実上無いので地元の人も気楽には行けません。
 当日は「シャトルバス」が出るとか言っています。
 さすがは官製です。
 まあ、「復興イベント」ですから、そっちを見るついでに、自然の怖さも体感して帰ってほしいですね。

それにしても…
 日本の自治体って、『イベント』が好きですね。
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熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2012-08-23 08:48 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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