「熊野大花火大会」はお盆の灯篭焼きから始まっています。
起源がそうですから、お盆が終わるときと言うことです。
古くは旧暦のお盆にやっていたのだと思いますが、新暦になり、お盆も月遅れになった頃には今の日にちになったのでしょう。
私が子供の頃には、もう8月17日に固定されていました。
送り火なら15日になっていたでしょうね。
日本の勤め人の夏休みは月遅れのお盆に合わせて、8月13・14・15日を中心にしています。
お盆が新暦の7月15日の東京でも、東京人のルーツのほとんどが江戸時代以来田舎者ですから、会社の休みは田舎に合わせて8月にしているところが昔から多いのです。
三代暮らせば「江戸っ子」なんだそうですけどね。
おかしなことに、ものすごく少数派なのに、東京では一応お盆は7月だし、お盆前のお中元も矢鱈と早いですね。
なのに、東京のテレビ居も今の時期をためらいも無く「お盆休み」なんていっています。
なら、日本の標準に合わせて、お盆を「月遅れ」にすれば良いのにねえ…
熊野市周辺の出身者にとって、一般のお盆休みは少し早すぎるのです。
最大の行事の「花火」が17日ですからね。
普通の勤め人は15日には帰りますからね。
17日の真夜中までこちらに居ると言うことは、世間から見ると遅れているのです。
ずれているので、休みを後ろにずらせて取れるという人も居るようです。
希望する人が13日を中心のとった後で、16日から取る形で少し遠慮したみたいに見せられるなんて事も聞きます。
このように、ここのお盆休みは二日ほど遅くなる人が多く居ます。
少しだけピークがずれます。
普通どおりの人も居るので分散されますね。
今年も昨日で帰省ラッシュは終わったようですが、ここのラッシュは明日ですね。
花火が終わったあと、地元の帰省客も帰りますから、入りより出の車の方が少し多いはずです。
明日は金曜日…
花火の客も多いはずです。
低気圧も台風になったけど台湾に行ってくれたし…
今日は地元の人は「節水」に心がけてほしいです。
貯水タンクを明日の朝までに満タンにしておかなくてはなりませんからね。
といっても、今の観光客はペットボトルの飲み物を飲みますから、意外と生水は要らないのですけどね。
仮設トイレは水洗じゃないし…
上水道のカバー範囲の人口は10倍になりますから、飲み物がペットボトルのよその水になっても給水がしんどいです。
水はありますが、去年の災害で給水能力が落ちたままですからね。
落ちたままでも、花火が無ければ足りると言うおかしな現状もあります。
一日のために…
花火の日に…
「食堂が足りない」
「宿が足りない」
「休憩所が足りない」
「道が足りない」
「駐車場が足りまい」
こんな苦情が一杯出ます。
一日だけのために店を作れますか?
一晩のために宿を建てられますか?
そんなことは考えてくれませんね。
熊野市周辺地図です