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LUZの熊野古道案内

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2012年 08月 05日

熊野の旅 川風に吹かれて 紀和の火祭り

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 紀和の火祭りの会場は熊野川の支流「北山川」の河原です。
 河原はそばの道路から見るとかなり下の方なのですが、去年の台風12号関連水害の時にはこの道をも越えて流域の家々を水浸しにしました。
 自然とは恐ろしい物です。

 この北山川はトラックが普及するまでは、天竜川などと並び「筏」の活躍した川です。
 紀伊山地の南半分ほどを流域に抱える「熊野川」は、「北山川」「十津川」と言う大きな二つの川が縫うように走っているので、「筏」を使った搬出が出来、江戸時代には植林や材木生産を生み出したのです。
 紀和では「銅山」もあり昭和30年代なかごろまでは、二つの産業で栄えた物です。
 しかし、山間部で農地もまともに無いところが多い紀伊山地では「一揆」が多発したようです。
 「北山一揆」なんて名前が歴史に残るほどです。
 大名が取りっこする領地ではないですが、食うに困った「一揆」とか、戦の後の「落人」はメッカのようです。
 幕末には「天誅組」なんてのも、叔母峰辺りをこえて、この辺まで落ちて来たようです。
 そのようなことかから、復活させたと言われるのが「北山砲」と言う物です。
 実物はどんな物か知りませんが、紀和の火祭りの出し物になっています。
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 今のは、花火の筒を製材の背板で隠したまがい物で、発射されるのも花火火薬の空砲ですが、至近距離で見ることが出来ます。
 カメラからの距離で2mほどです。
 史実は別にして、見たり、写真にしたりするには面白いです。

 何より良いのは、この祭りは手作り感があることですね。
 今年は天候の関係で人手が少し少なかった感じです。
 イベントだらけの現代では、遠くの人は中々来ませんね。

 
熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2012-08-05 13:19 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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