LUZの熊野古道案内

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2012年 07月 27日

熊野の旅 土用 日照り・うなぎ・虫干し

 今が土用なのでしょうね。
 こうした物はきっちり決められているようですが、調べないと切れ目がはっきりしません、
 「土用」はスーパーの魚の売り場に行くと大体分かりますね。
 それも「丑の日」だけが表示されているのですが、このビラが目安になります。

 この辺では、「土用波」と言う物をよく言いました。
 土用の頃になると波が荒くなるのです。
 台風の季節に入ってきて、遠くにある台風の余波で波が荒くなるのです。
 夏型台風はこの沖合いをうろうろする物が多かったので、上天気なのに波だけが長く荒いが多く、海水浴の事故が増えたのです。
 今と違って、子供の遊泳能力は高かったのですが、それでも、熊野灘とか粗い外海に面した所では「土用波」は危ない物で、子供たちにもその危険性は叩き込まれました。
 大人からも、ガキ大将からも…
 それもあってか、今で言えば「危ない所」で遊んでいたのに事故は少なかった物です。
 思いっきり水を飲んだり、おぼれそうになったりしながら、海や川の楽しさと怖さを体で覚えて行ったのです。
 残念ながら、PTAがやたらとうるさくなってからは、そうした伝承も薄れ、体験することもなくなって「ひ弱な子供」と、それが大人になった「過保護な大人」が増えちゃったようです。

 喧嘩が強くて人望もあるのが「ガキ大将」で、その「ガキ大将」はその腕力を「いじめ」なんかに使わないで、その集落、町内の子供たちの遊びのルールを定めて、みんなが安全に遊べるように気を配った物なのです。
 危ないことをする、怖いことを知らない小さな子には、怒鳴りつけたり、頭をこつんとやったりして教え込んだのです。
 まさに体に叩き込んだ訳です。
 そんな「ガキ大将」の制裁を「暴力だ」なんて騒ぎ出したのはいつ頃からなのでしょうね?
 私が大きくなりかけた頃には消え始めていました。

 うなぎの方は値上がりで騒がれていますから、今年は口にしないと思います。
 毎年放流している「大又川」も、これだけ「シラスうなぎ」が値上がりしたのでは、まともには放流できていないでしょう。
 今の値段なら、わざわざ釣りに出かけても勘定は合うのですけどね。

 子供の頃…
 この、かんかん照りの季節になると、「虫干し」など行われていたように思います。
 これは万葉の時代からの行事だったのでしょうね。
 「はるすぎて なつきにけらし しろたへの ころもほすてふ あまのかぐやま 」
 なんて…この季節になれば何でもカラカラに乾きますからね。
 たんすの物を出して風を通していたのは記憶にありますが、自分ではやったことが無いです。
 畳を庭に運び出して乾かすなんてのもありませんしね。

 昔は「のみ」なんてのが居たので畳を干して、戻すときには「DDT」なんて今では禁止されている殺虫剤をたっぷり撒いておいたのです。
 そのおかげなんでしょうかね?
 日本から、「蚤」「南京虫」「しらみ」なんてのが姿を消したのは???
 発がん性が怖いのか、害虫で眠れないのが怖いのか???
 女の子などは「しらみ退治」で頭が真っ白になるほどDDTをぶっ掛けられたのに…
 ものすごい発がん性があるそうですが、その世代の女の子が、今の70代とかなんです。
 癌どころかものすごく元気ですね。
 毒物に耐性が出来たのかも…
 「さっかりん」「AF2」「合成着色料」…恐ろしいような物を食べて育ったんですけどねえ…
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熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2012-07-27 09:10 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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