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LUZの熊野古道案内

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2012年 07月 24日

熊野の旅 なぜここなの? 記念通り夜店 2

 昨夜の記念通りイベントの出し物…
 ソーランやフラダンスを見るためのコンテナを並べた観客席の最前列はおばあちゃんばっかり…
 いつも言うように、住民福祉と捕らえればこれもありでしょう。
 動員されていた市職員は数えませんが20人ほどなんでしょうかね?
 再来週は同じ記念通りでほぼ同じ主催者、補助金も入った太鼓のイベントがあります。
 これにも大勢の市職員が動員されます。
 現場で頑張る職員さんはご苦労さんなのですが…

 イベントは頑張るけど、スーパー・オークワが出てゆくことや、木本町内で大勢発生する買い物弱者に対する施策はまだ何も考えられていません。
 このようなイベントも自力のイベントではなく、市の目玉行政のイベントと言う所に問題があります。
 食料品コンビニ的なものを何とかするなんて気も無いようです。
 「個人の店には加担できない」なんていうけど、それに近くなってきた特定の商店街だけに予算も人もつぎ込むのは???
 でも、イベントをやるのって、やる側は楽しい物なんです。
 手弁当で細々とやるのでも楽しいけど、テントから発電機投光器まで揃っていて、お金まで出れば楽しいでしょう。
 私も手弁当時代にやっていたので楽しさも分かります。
 商店街の夜店的だった時代は、そのとき賑わえば良いのですからね。
 記念通り商店街のイベントのはしりの頃には毎年協力していました

 去年のイベントでは、夜店に来る人が居ると賑わうし、売り上げもそこそこだったと言う分析です。
 毎週と言うのには無理があることも認めたようです。
 でも、費用対効果は言わないで欲しいようです。
 毎週の歩行者天国も維持できないほどの見込み客しか居ないと言うことでは???
 それに、来客も出店も毎度同じですから、マンネリ化しちゃいます。
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 店の魅力は「品揃え」画題一歩でしょう。
 もちろん価格も…
 心斎橋でさえ長堀の北側になると人の流れが激減し、それによって店は減り、それが客の流れを減らすと言う現実が、もう、40年ほど前から始まっています。
 長堀川を埋め立てて駐車場にすれば、「ミナミ」の活性化になる…と期待されたのですが、心斎橋の核が「大丸」「そごう」の百貨店だったことも、駐車場に近いはずの北側の衰退につながったのです。
 まあ、そんな大きな所と比べても仕方ないですが、残念ながら、記念通りの場合、先ごろ書いたように中核になってきた「こまや百貨店」「山下文具店」「長嶋屋」「山田靴店」などは姿を消し、もうすぐ「スーパー・オークワ熊野店」も姿を消します。
 店が減り、業種が減り、商店街としての「品揃え」がなくなってきました。

 もう、三十年も前から言われてきたことですが…
 「夕飯を食ってから買い物に行くと、オークワ以外はほとんど電気が消えている。」
 「夜が駄目だからと日曜に行くとしまっている。」
 などという声もあったのです。
 そして、その頃から郊外型のホームセンターとかが出来てきて…
 さらに。100均がものすごいダメージを与えて居ます。

 町の中心と言う物は動いてゆく物です。
 大都会でも、古い商店街は寂れて、新しい所へ客が移ります。
 少し前なら誰も思いもしなかった、港のそばの倉庫とかお台場なんてのに人が集まったり…
 中心部で人口の減っていない所でも個人商店の維持は難しいです。

 熊野の場合、「倒産閉店」ってほとんど無いんです。
 「高齢化引退閉店」と言うパターンですね。
 その道を選んだのは商店主自身であることも確かです。
 「賢い選択」だったのでしょう。
 でも、そうした形態だから、店の入れ替わりが非常に少ないです。

 今の記念通りを歩いているのは、「近所のお年寄り」と「県立木本高校の学生」「市立木本小学校の児童」だけと言っても良いでしょう。
 年金とお小遣いが買い物資金では…
 いつも書くように、年金もほとんどが国民年金なんです。
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 こうした流れに対抗しようと言う振興組合の頑張りは分かるのですが、行政側は実質的な取り組み無しで一般に受けそうなイベントに総力を挙げて協力するのはいかがな物か…
 使う計画もない旧家の家屋敷を買う金はあっても街づくりは考えないみたいです。
 駅前に噴水を作り、危ないようにわざわざ道を曲げ、余分な金を使って石畳にして、ベンチを置いて…
 これで、活性化したというのですから…
 市民も…
 「駅のベンチに高校生が座ってる」と、喜んでいますけどね。

 そうそう…
 「電線地中化」などという、たいそれた計画も記念通りにはあるのです。
 これも、何のため????
 その手の補助金があるから???
 「熊野市の金はほとんど使わないから良いではないか!」
 と、日本人ではないような発言をする御仁がお決めになるのですからね。

 来年には「イオン」と「オークワ」とコンビニの「サークルK」が井戸町内で向かい合わせに争うことになります。
 車の人は便利でしょう。
 人の流れが変わります。
 でもそこには個人商店などありません。
 賑わえば賑わうほど町が寂れると言うことです。
 そして、歩くしか出来ない人は、買い物も出来ない…
 イベント予算の半分も使わないでも、食料品コンビニの助成くらい出来るでしょう。

 江戸時代の飢饉の時…
 北山のお百姓さんが村を代表して大和に米の買い付けに向かい、その道中で飢えのために死んだそうです。
 その人の口には小判がくわえられていたとか…

 年金の振り込まれた貯金通帳を握って餓死するなんてことが起きなければ良いのですけどね。
 
 よその子供のソフトだ野球だと血道を上げるより、熊野に骨をうずめる機で残っている年寄りに食い物が買えるようにするのが行政だと思うのですけどね。

 
熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2012-07-24 11:47 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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