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LUZの熊野古道案内

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2012年 07月 18日

熊野の旅 これで暑いと言ったのでは…

 午前8時30分…気温24.5度…快晴…湿度75%
 暑くなりそうな気配ですが、暑くは無いです。
 日向に出ると、「ジリジリ」と言う形容が実感できるような日差しです。
 キュウリの葉っぱは少しうなだれ加減です。
 これで「セミの声」がうるさいほどになれば、「夏」なのですけどね。
 今年のセミはどうなのでしょう。
 アメリカの羽根に「W」の文字があるセミは定期的に大発生するそうですが、日本のセミでも年によって結構違いがある感じです。
 鳴かないと寂しいし…
 一杯鳴くとうるさいし…

 今日は家の中でも30度を越すのでしょうか?
 杉木立の中などは街中よりうんと涼しいですね。
 日陰と言うだけではなく、蒸散作用の気化熱で温度自体も下げられるからでしょう。
 裸地を歩くのはかなり厳しいですが、木陰の多い峠道は夏場でもそんなに厳しい物ではないです。
 昔の旅人にとっては、暑さより雨の方が怖かったでしょう。
 暑さは竹筒の水と少しの潮でもあれば越せますが、雨は真夏でも風邪を引いて旅先では命取りになりますからね。

 今の「熊野古道」の場合、平地の道は舗装道路です。
 私が子供だった頃には砂利道・土道だったので照り返しはそんなに強くなかったのですが、今は下から日焼けする感じでしょう。
 畑の真ん中の道でミミズがミイラになっているなんて光景が見られますからね。

 昔の街道には「水場」が整備されていました。
 飲んでも大丈夫な水のある場所はちょこっと樋を掛けてあって飲みよくしてありました。
 その周りはいつも草などはきちんと整理されていましたね。
 「ボランティア」なんていうのではなく、地元の人が当たり前のように代々きちんとしていたのです。
 そのおかげで、山道を歩くときはそこそこ水の確保が出来、谷まで降りなくて済んだのです。

 今ではそんな場所も減っています。
 今の人に下手に生水を飲ませると…
 なまじ整備しておいたら責任問題になりかねない、「いやな世の中」になっちゃいましたからね。
 そのくせ「名水」などという呼び名をつければわざわざやってくる…

 この辺りの山の湧き水は全部「名水」です。
 谷川の水も「名水」です。
 上水道の「産田水源」は弱酸性ですが、それも、上水道では中和させますが、一般的にはおいしい水です。

 かと言って、よそから来る人にやたらと生水は飲んで欲しくないですね。
 昔から言うように、「水が合わない」と言うこともあります。
 黴菌がどうのこうのではなく、わずかな酸性度や含まれる成分の違いで体の調子が変わることもあります。
 それに…
 生水を飲むのはこれからの時期…
 体力が落ちていますからね。

 これからの土用の季節…
 熊野だって暑いです。
 それでも、熊野古道の山道の気温は35度なんかにはなりません。
 30度がやっとと言うのが山道です・
 これで暑いなんて言っていては東南アジアは歩けないはずですけど…
 日本の夏=暑い夏 なんてのばかりじゃないです。

 今からの海は「真っ青」です。
 空の色を写すから、今からが一番青い季節です。
 土用波が出てくると、波打ち際の「波の腹」がものすごく綺麗な青色です。
 この腹をめがけて突っ込んでゆくのが昔の子供の遊びでした。
 遊泳禁止なんて無視してよい時代でしたし、そんなことでは溺れなかったのです。
 「ガキ大将」と言う監視役・指導役も付いて居ましたしね。
 でも、波の怖さもそこの海の特性も分からない人は近寄らないでください。
 少なくとも、砂利のぬれている所には入らないでください。
 波が膝まで来ると素人は立っていられません。
 引きずりこまれたら、帰るタイミングを知らないと生きては戻れません。
 プールの水泳なんて役に立たないのが木本海岸・熊野灘です。
 この海の向こうには、極楽浄土があります。
 浜はその入り口なのかもしれません。
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熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2012-07-18 10:02 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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