LUZの熊野古道案内

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2012年 07月 14日

熊野の旅 オークワ本店 こまや百貨店 そして・・・

 オークワ本店…オークワ熊野店は三重県側のオークワでは発祥の地なんです。
 「スーパーマーケット」という物が広がり出したときに地元の大桑さんが始めたものです。
 そして、長年、熊野の小売店の中心、記念どおり商店街の中核として存在感のある店でした。
 しかし、木本町の過疎と高齢化で客は激減していました。
 そして、来年には消滅します。
 大桑さんは元は衣料品の持ち売りをされたこともあるとか言う人で、衣料品からスタートしたとも言えるのですが、閉鎖を前に熊野店の二階の衣料品部門は、移転先にあった「WAY・ツタヤ」の仮店舗を確保するためにすでに閉鎖しています。

 先ごろ「こまや百貨店」が閉店し取り壊されました。
 「こまや百貨店」はこれも記念どおりの中核として長年がんばった店です。
 記念通りが木本の新しい中心として作られたのが「皇紀2600年」です。
 出来上がった頃には、田圃の真ん中に二車線、両側歩道つきの、その時代の地方では見られないような道路があるだけで、戦時中ということもあり、店も移転してきませんでした。
 戦後早くに「小山」さんがここに洋品店を始めたのが最初で、商売繁盛で店も大きくなり、二階まで洋品で埋められ近在の人も一杯買い物に来、ファッションの中心でもあったものでした。
 その「こまや」も、時代の流れで客の減り、先日閉店し建物も取り壊されました。
 その後には、アパートが建つのだとか…

 このように、今年になって衣料品店が二つなくなりました。
 そして、今日…
 有馬にある衣料品チェーン店「パーティハウス」が完全閉店と言うチラシを入れてきました。
 大阪心斎橋の「三十年間あまって閉店セール」と言うことは無いでしょうから、このまま閉店なのでしょう。

 残るは、衣料品安売りチェーンの「ナカミチ」と「イオン熊野店衣料品部」だけに近いです。
 「イオン」の方は「ジャスコ」時代から引き上げると言う話がずっと出ている所です。
 建物のオーナーさんのがんばりで何とか残っていると言うのが現状ですから、三年先とか5年先の見通しは分かりません。

 このままでは、「パンツを買うにも不自由する」と言う町になります。

 田舎は元々通信販売が盛んだったのです。
 店が無い、あっても品揃えがない…
 「ムトウ」「にっせん」「セシール」「ひらた」「たかしまや」「千趣会」…色んなカタログが飛び交い、郵便さんや宅配さんの運ぶ物の多くが通販物だったのです。
 結構進んでいた???
 それが店を追い詰めていったのも確かでしょう。
 でも、私が使うお金のうち、食料品とガソリンなどを除く、写真関係、パソコン関係はここでは手に入らないので通販ですね。金額にすれば使う金の1/4位はよそに行くと思います。
 仕方ないのですが…

 隣の新宮には大型ショッピングセンターが三箇所もあり、衣料品でも「ユニクロ」もあるし、安売りの「シマムラ」もあるし、イオンの衣料品も熊野店とは比べ物にならないし…背広も「はるやま」「青山」?と揃っているし…
 熊野からでも車の人は結構出かけているようです。
 いったん車を出せば、有馬も新宮・佐野もあまり変わらないんです。
 何しろ、盆正以外には渋滞なんて無いですから…

 高速道路がだんだん出来てくるとともに、新宮どころか松阪や津の方まで買い物に行っちゃうんです。
 来年になると熊野からも高速に乗れます。
 途中、尾鷲で4Kmほど切れますが、松阪まで110Km一時間半ほどなんです。
 こちらよりの部分は「高規格道路」なのでタダですし…
 間違い無しにストロー現象の方が波及効果より大きいです。
 店の方はきちんと対応して「閉店」しています。
 市長がどう言おうと、これが現実なんです。
 玉砕するより撤退を選んでいまっす。
 高速道路はストローどころか太いバキュームホースなのかも…
 日本全国、この現象の方が大きいのに、目をつぶるんですね。
 ゼネコンとか建設族とかの刷り込みはすごいですね。
 公共事業の地方での波及効果がほとんど期待できなくても「公共事業で…」とやってますしね。
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 と、言うことで…
 次に消えるのは???
 ホームセンター?
 家電店???
 米屋さん???
 酒屋さん???
 八百屋さん???
 
熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2012-07-14 11:39 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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