LUZの熊野古道案内

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2012年 06月 01日

熊野の旅 尾鷲・熊野高規格道路 新鹿 3

 昔、西名阪の天理市に下る区間の山間部で、原因不明の頭痛や不眠症などが発生しました。
 原因は「低周波振動」だったようです。
 当然のように道路側では責任は認めませんから、随分長くもめていました。
 それでも、限定した地域で、被害者も少ないので世間もあまり関心を示しませんでした。
 その区間は、集落の頭の上高くを自動車専用道路が通っています。
 随分上の方なのでものすごい騒音とか、かつての国道一号線のように排気ガスでかすむと言うこともありませんでした。
 西名阪は一部有料ですが無料区間もあり、距離的にも時間的にも金銭的にも大阪のトラックは名神を走るよりこちらを選んだのです。
 上り方向は急坂を登るためにエンジン全開…
 下り方向はエンジンブレーキを目一杯きかせても加速してしまい高速で下って行きます。
 24時間これが続いたのですから構造物が振動して当たり前だったのです。
d0045383_11121422.jpg

 この写真は尾鷲熊野道路の新鹿里川上空部分です。
 真下には人家と「新鹿小学校」があります。
 ここも高い所を通りますから音とか振動は無いでしょう。
 それに、山の側は狭い谷になりますが、海の方は開けています。
 音や振動が共鳴することも少ないかな…それとも、色んな広さがあるので色んな周波数が共鳴するかな???
 でも、今はそうしたことも一応検討されるのでしょうし、なにより、この道路は「重量物を積んだトラックが列をなす…」なんてことがあり得ませんから大丈夫でしょう。
 近年、日本で作られている高速道路はほとんどの場合良く似たものでしょう。
 北海道では「熊の通るための道路」なんて言われたこともありますが、防音壁とかを建て回しておかないと
ここの道路でも宵の口と明け方には、「猪」「鹿」「狸」が道路に出てくるでしょう。
 紀勢線ではたまに「鹿」などをはねて列車が遅れたりします。
 夜中に走る夜行列車も貨物列車も無いのに事故があるほど動物天国になってきているのです。

 この橋の部分は直線に近いですが、路面が3度傾いています。
 高速(制限80Km)で走るためにわずかなカーブでも傾けてあります。
 目で見ては判りにくいですが、そこに立つと違和感があります。
 写真が三度傾くとものすごく傾いたように見える角度なのです。

 
熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2012-06-01 11:29 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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