LUZの熊野古道案内

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2012年 05月 22日

熊野の旅 よその人の娯楽 田植え

 「丸山千枚田田植えイベント」にはそこそこの人が集まります。
 主催者側の地元の手助け隊のおじさんおばさん、市職員、外郭団体職員、来賓、議員を除いたら、熊野市民って少ないですね。
 オーナーさんはよその人が多いのは当たり前でしょう。
 なにしろ、先祖伝来の田地田畑を耕すことが出来なくなった状態で、山間部、海岸線から中心部に移り住んだ人の多い地元市民ですから、わざわざ「千枚田のオーナー」になって農作業までする人は少ないです。
 わたしも、子供の頃に田植えだとか稲刈りの手伝いをした記憶があります。
 小さな学校の田圃に植えた記憶もあります。
 いまでも、家庭菜園だとか花畑はやります。
 でも、あえて「田植え」をしようとか「稲刈り」をしようと思いませんからね。
 次男坊なので田圃を相続しなくて済んだのが幸いだったと思うくらいですから…

 田舎の小さな町ですから千枚田のオーナーがあまりいなくて当然でしょう。
 集まってくるのは矢っ張りよその人が多いです。
 オーナー以外の「当日参加組」も同じようです。
 シャトルバスの乗り場でも、写真を撮りに千枚田を歩き回っても、先に挙げた人を除くと見たことのある顔には中々出会いません。
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 去年も撮ったのですが、「相模女子大」の生徒さんたちがやって来て、田植え体験などをやっています。
 「早乙女」の格好はしていませんが、花を添えてくれていますね。
 この子たちもそこの女子大生達かな?
 あとは、地元の保育所とか…
 そして、個人客で多いのが「親子連れ」ですね。
 「田舎体験」「お百姓さん体験」というよりは、「珍しい体験」という感じです。
 なにしろ、付いてきている親御さんも百姓を知らないのですからね。
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 熊野古道歩きでもそうですが、そこそこ大きくなった子供で、親に付いてきてくれるのは女の子の方が多いようです。
 うんと小さなもだと半々位なのに…
 私がカメラを向けるのが偏っているのかな???
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 こうでもしないと維持できないのが棚田です。
 ボランティアだけでは維持できず…
 そうした団体も津々浦々まんべんなく行き届く訳で無し…
 学校というような継続的に後継者が居るところは良いのですが、若者も何時までも若い訳でも無いし…

 こうしたイベントをどうとらえるかは難しいです。
 なんの疑問も持たず、「イベントのためのイベント」がどんどん増えています。
 地域と遊離した地域興…
 その場限りの物産販売…
 楽しいのは主催者だけなんてものも…
 それらの多くには立派なキャッチフレーズが付いています。
 「市民の福利厚生」なら費用対効果は度外視出来ることも多いです。
 でも・・・
 「地域振興」「地場産業育成」「観光振興」なんて名目で公金をつぎ込むときには…

 そうそう…
 今度の日曜日、5月27日には、「熊野世界No.1フェスティバル」なんて、壮大なタイトルのイベントが熊野市駅前で行われます。
 観光客の方にはご迷惑をお掛けすると思いますが、許してやってください。
 タクシーもバスもどっかへ行っちゃいますけど…

 
熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2012-05-22 12:01 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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