LUZの熊野古道案内

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2012年 05月 20日

熊野の旅 丸山千枚田田植えイベント

 朝からどんよりと曇っていましたが、丸山千枚田で出かけました。
 雨こそ降らなかったけど、写真には向かない天気でした。
 集まった人の数、数百人と言うことにしておきましょう。
 いつも書くように、この「丸山千枚田」の仕掛け人は前々三重県知事の北川正恭・現早大教授です。
 その関係で今でも三重県とのつながりがあります。
 熊野市長は当然ですが、代議士とか県会議員の他に三重県副知事なんて人も来賓で紹介されていました。
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 紀和の棚田は急斜面の中腹を切り開いたものです。
 周りの山は岩だらけなのに、ここにだけに見事な棚田を作ったのです。
 このどでかい岩は千枚田の中心部の斜面に座っているものです。
 こんな岩があるような山に棚田を作ろうと思った最初の人はすごいですね。
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 参加されていたよその人にも話したのですが、棚田というものは水の一滴、肥料の一滴をも無駄にしないよう作ってあります。
 山の谷から一番上の田圃に入った水はほとんど水路なんて使わずに高低差を利用して下へ下へ降りて田圃を潤わせます。
 その水には、上の田圃に入れた肥料分も溶け込んでいます。
 作業効率は恐ろしく悪いけど、こうした面ではものすごく効率的に出来ているのです。
 今の「圃場整備」の場合は農業用水は水路から田圃に入り、原則としては次の田圃には入らずに、わざわざ作った「排水路」で川に捨てられます。
 当然のように、溶け込んだ栄養分や農薬分はまっすぐ川や湖に入るのです。
 滋賀県の近江平野で圃場整備が進むと同時に琵琶湖の富栄養化が進んだそうですからね。
 肥料も再利用せずに使い捨て…
 大企業が儲かるシステムを国を挙げてやっているのです。

 棚田・千枚田は圃場整備など出来ませんから、自然には優しいのですが、耕耘機どころか牛すら入れないのですから、こうした観光千枚田以外は生き残れないでしょう。
 観光として成り立っている訳ではありませんが、その名目でなら公金を入れられますからね。
 これが維持できる間は日本国に少し余裕があるってことでしょう。
 でも、こうしたものの積み重ねで段々貧乏になるのですけどね。

 
熊野市周辺地図です
 

 

by je2luz | 2012-05-20 14:02 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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