LUZの熊野古道案内

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2012年 05月 12日

熊野の旅 田植えシーズン

 今は田植えシーズンです。
 昔に比べると一ヶ月ほど早いです。
 稲作は言うなれば梅雨の恵みを利用し、台風の風と雨と戦うものでした。
 用水路の改良、取水堤の改良などで、梅雨前にでも水が確保できるようになると、台風までに収穫できるように品種改良と育苗方法の改良を続け段々早くなりましたね。
 最初の頃には雪国がやるように「炭の粉」を吸温剤に使って苗代の温度を上げようとしたりしていました。
 ビニールが出てくると田圃に張って温度を上げたり…
 田植機が出てくると機械に掛けよいのと温度管理なども楽なので「箱」で育てるようになりました。
 最初は庭にビニールトンネルを作って…
 次には灯油で加温する立派な箱を買って…
 今では「苗代」という物がほとんど無くなりましたね。

 苗代は一番先に水が張られ整地されたのですが、これが無くなると「蛙」などが困るはずなのです。
 しかし、作付けが早くなって居るので田圃全部の耕耘作業が早くなって居るので大丈夫なようです。
 蛙が困っているのは虫が減って餌が不足することくらいでしょう。
 追いかけ回すガキは居ませんけどね。

 稲の丈も短くなっています。
 稲が長いと風で倒される率も多くなるので、今のはかなり短いですね。
 随分前になりますが、稲の丈が短くなったことが問題になったことがあります。
 「畳床」が作れなくなったのです。
 左右から重ねても真ん中が薄くなっちゃうのです。
 今では全部が稲藁の「本床」の畳が減っていますから大量の稲藁も要らなくなっているでしょう。
 でも、たしか朝鮮とかから輸入していたはずです。
 縄も藁草履もお櫃の保温カバーもほとんど使わなくなったので農家自体は藁を使うことがほとんど無いですね。
 稲刈りの時刈り取った稲を束ねるのは前の年の稲藁だったのですが、今では機械用のロープですしね。
 筵を使った仕事がブルーシートに変わったり…

 来週は「丸山千枚田」の田植えです。
 オーナー制度でオーナーになられている人たちがやって来ます。
 カメラマンもやって来ます。
 一般車両は完全に遮断されてしまいますが、紀和の中心地の「板屋」からシャトルバスが出ます。
 板屋には駐車場が沢山あります。
 シャトルバスは無料です。
 オーナーだとかの区別はありません。
 イベントの時間は、午前10時から午後1時となっています。
 雨天も欠航だと思いますが、野次馬は雨だと来ないでしょうね。
 私も半分野次馬なので…
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熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2012-05-12 10:51 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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